年末に向けて、又悩ましい機器が登場しそうです。
5月21日にMicrosoftは新型のゲーム機「XBOX ONE」を発表し、これを年内に発売するとアナウンスしました。
価格は現時点では不明ですが、従来の価格帯を維持するもの、と思われます。
今回のXBOXの特徴は主な操作に「ゼスチャー」と「音声」を使い、ゲームスコアや購入済みのコンテンツがオンラインサービス上に保存される、所謂クラウドサービスを主体にするシステムになる事です。
主な操作にゼスチャーが使われるので、これを識別する為の「キネクト」と呼ばれる装置が本体とは別に用意され、これをテレビの上に設置して使用する事になります。
従来通りにゲームコントローラーも使えます。
内部システム的には、XBOX ONEには『ゲームの為のOS』『Skypeやテレビを操作する為のOS』『前2つのOSを管理するOS』の3つのOSが同時に動いており、テレビを見ながらゲーム、ゲームをしながらSkype通話の様な事が1つの画面で同時に処理出来る様になっています。
8コアのCPU、8GBのRAM、HDDは500GでBlu-rayドライブにも対応するとあって、ちょっとしたパソコン並みの能力を持っていますので、かなり色々な事が出来そうです。
とは言え、去年の暮れに発売された任天堂のWiiUは予想を大幅に下回る売れ行きを示し、任天堂の経常利益が大分悪化する要因になっています。
携帯ゲーム機やスマートフォン/タブレット端末でのゲームの方が人気になっている昨今、家庭用の据え置きゲーム機の将来は果たしてどうなるのでしょうか。