2013年 5月

年末に向けて、又悩ましい機器が登場しそうです。

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5月21日にMicrosoftは新型のゲーム機「XBOX ONE」を発表し、これを年内に発売するとアナウンスしました。

価格は現時点では不明ですが、従来の価格帯を維持するもの、と思われます。

今回のXBOXの特徴は主な操作に「ゼスチャー」と「音声」を使い、ゲームスコアや購入済みのコンテンツがオンラインサービス上に保存される、所謂クラウドサービスを主体にするシステムになる事です。

主な操作にゼスチャーが使われるので、これを識別する為の「キネクト」と呼ばれる装置が本体とは別に用意され、これをテレビの上に設置して使用する事になります。

従来通りにゲームコントローラーも使えます。

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内部システム的には、XBOX ONEには『ゲームの為のOS』『Skypeやテレビを操作する為のOS』『前2つのOSを管理するOS』の3つのOSが同時に動いており、テレビを見ながらゲーム、ゲームをしながらSkype通話の様な事が1つの画面で同時に処理出来る様になっています。

8コアのCPU、8GBのRAM、HDDは500GでBlu-rayドライブにも対応するとあって、ちょっとしたパソコン並みの能力を持っていますので、かなり色々な事が出来そうです。

とは言え、去年の暮れに発売された任天堂のWiiUは予想を大幅に下回る売れ行きを示し、任天堂の経常利益が大分悪化する要因になっています。

携帯ゲーム機やスマートフォン/タブレット端末でのゲームの方が人気になっている昨今、家庭用の据え置きゲーム機の将来は果たしてどうなるのでしょうか。

YahooJapan利用者は是非1回は確認しておきたいです。

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Yahooは20日、5月16日21時頃、YahooJapanのサービスを提供するサーバーに不正アクセスがあり、YahooJapanのユーザーIDが最大2200万件が流出した可能性がある、と発表しました。

実はYahooのサーバーへの不正アクセスは4月にも発生しており、その際にも127万件のユーザーIDが不正に抽出されていましたが、その際にはデータの外部流出はなかったとされていました。

今回は件数も多く、また外部に流出した可能性もある、という事で、利用者に対して状況確認をする様に促しています。

ID情報が流出した可能性があるIDは特定されており、対象IDかどうかを調べるwebツールをYahooでは公開しています。

YahooJapanにログインした状態で、こちらのページにアクセスすると、流出の対象になったIDかどうかを判定してくれます。

対象になってない場合はひとまず安心ですが、対象になっていた場合は早急にパスワードを変更し、更に安全策を取るのが望ましいとされています。

特に安全性を気にする方にお薦めなのは「ワンタイムパスワード」を設定する方法です。

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ワンタイムパスワードとは一定時間ごとにパスワードが変化するシステムで、これを確認する方法を知らない第三者にはアクセスそのものが出来なくなる方法です。

利用する為にはワンタイムパスワードをメールで受信する方法、もしくはスマートフォンにアプリを入れて確認する方法があります。

若干面倒にはなりますが、安心して利用出来る様にする方法です。

不正利用される対象になった方は検討してみてはどうでしょう。

なくしてもあきらめない、見つける方法はあります。

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5月4日午前、愛知県で駐車中の車内からiPadや携帯音楽プレイヤーが盗まれる事件が発生しましたが、6日に犯人が逮捕され、盗まれたiPadも無事に戻ってきたそうです。

なぜこんなに早く犯人逮捕、盗品も無事回収が出来たか、というと、iPadに内蔵されているGPS機能と遠隔操作によってそれを見つける機能、知らせる機能の使い方を盗まれた人が知っていたからです。

実はiPadやiPhoneには、紛失時に備えて「iPad(iPhone)を探す」という機能があらかじめ用意されており、この機能をオンにしておくと、紛失したiPadやiPhoneの現在位置がGPSで測地され、その情報をパソコンからicloud.comにアクセスする事で知る事が出来るのです。

更に遠隔操作でロックしたり、警告音やメッセージを送る事も出来ます。

どうしても取り戻せない場合は遠隔操作で内部データを消去する事も可能です。

この様に、スマートフォンやタブレットには紛失に備えて遠隔操作で現在位置を調べたり、警告音や遠隔ロックをする方法があります。

iPhoneやiPadの場合はその機能が標準で用意されています。

またAndroidスマートフォンの場合はセキュリティソフトのインストールによって、その機能を追加する事が可能です。

スマートフォンやタブレットを使う方は是非こうした機能をよく理解しておき、紛失に備えておくのが良いかと思います。

ドキっとする内容ですけど、落ち着いてよく考えて行動したいですね。

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最近webページを見ていると「パソコンが不調になってます」とか「ウィルス感染が見つかりました」とかいう文言が画面上に出てきてしまい、『そりゃ大変だ』と言って「ここをクリック!」なんて書かれたボタンをクリックしてしまったこと、ありませんか?

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↑例えばこのようなメッセージが表示され、「今すぐダウンロード」をクリックすると

↓こんなページが表示されて、ついダウンロードしてしまった、なんて事はありませんか?

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実はこれ、ニセのウィルス対策アプリやセキュリティ対策アプリをインストールさせる為の「ひっかけ」広告なのです

クリックしてしまうとセキュリティ対策ソフトとかシステムメンテナンスソフトの様なものがパソコンにストールされてしまいますが、実際にはこれらのソフトにはウィルス駆除やシステムメンテナンスの能力はなく、さもそういう処理をやったふりだけを表示させてごまかしているだけなのです。ソフトによっては「これ以上のメンテナンスには有料版が必要です」と言って有料ソフトを買わせようとしたりする場合もあります。

厄介なのはこうしたひっかけ広告で紹介しているアプリそのものはウィルスも入ってない、広告メッセージが出てくるだけのソフトで、アンインストール機能が十分に作られてないので削除も簡単に出来ない、しかもダウンロードサイトにはメジャーなセキュリティ対策ソフトメーカーの名前やMicrosoftのパートナーである事を示すマークがあったりして、一見すると信じてしまいそうですね。これらのサインやマークはサイトやアプリに危険性がない限りは使用許可が与えられてしまうので、鵜呑みにも出来ません。

 

とにかく、Webページを見ただけで「ウィルスに感染しています」とか「不調になってます」なんて事が簡単にわかるような事もありません(それらはそれなりに時間を掛けなきゃ判別は出来ません)。騙されないように注意しましょう。

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