2015年 4月

今年は「SIMフリー元年」になるのでしょうか。

「マルチメディアAkiba」のSIMフリー専用カウンターのイメージ

今年5月から、各携帯電話会社が販売する携帯電話は「SIMロック」の解除が義務付けられます。

SIMロックとは電話機を購入したキャリアでしか使用出来ない様に鍵(ロック)をかけてしまう状態を言います。

日本のキャリアで現在販売されている携帯電話はほぼ全てSIMロックが掛かっている状態で、docomoは購入後に手数料を払う事でSIMロックを解除する事が出来ますが、auはそうしたサービスはしておらず、ソフトバンクも特定の機種のみSIMロックが出来る様になっている、と言うのが実情です。

しかしそれが今年5月以降、SIMロックの解除が義務化されます。これは総務省の方針で決まったもので、各キャリアもこれに従って販売をする事になります。

こうした状況を受けて、ヨドバシカメラでは店内にSIMロックフリーの端末やSIMカードのみを販売する専門のカウンターを5月中旬以降に、旗艦店である「マルチメディアAkiba店」に設置し、これを今後各店に広げていく事を14日に発表しました

取り扱うSIMカードも、ヨドバシと直接提携している「ワイヤレスゲート」の他、ワイモバイルやnifty等8社のサービスの受付を行うとなっています。

こうしたカウンターが常設される事で、格安SIMへの即日乗り換えも可能になり、より便利に使用出来る様になります。

これまで格安SIMは面倒くさい、と敬遠されている方も、これなら安心して乗り換えできそうですね。

近々日本にも入ってきそうですね。

ペンシルバニア州にあるドレクセル大学とフィラデルフィアの図書館でこのたび、iPad自動レンタル気が導入され、話題になっています。

利用出来るのは大学の学生と地元の人、1回のレンタルは最大4時間までとなっています。

貸し出されるiPadには閲覧用のアプリがインストールされており、デジタル書籍の閲覧が可能になり、他にも教養、ゲーム、地理、音楽、ニュース、画像加工、サイエンス、天文学、動画編集に関する情報の閲覧が出来、しかもiPadを返却すると自動的に閲覧した履歴情報は削除されるそうです。

iPadには教材として使用する上での管理性にも優れており、収納/運搬/充電が出来る専用キャリアやパソコン用の集中管理ソフトの用意もあります。

心配なのは盗難ですが、レンタルに際しては大学生の場合は学生IDカード、近隣住民の場合も図書館利用カードを作り、これで貸出者の管理が出来ますからそうそう盗難される心配はないでしょう。またiPadには「iPadを探す」と言う機能が標準でオンになっており、管理しているiPadが今どこにあるのかをリアルタイムで探し、アラーム音や画面メッセージの表示、遠隔操作でロックも可能になっています。

またこうした機能は持ち主以外では解除も出来ない様になっているので、ここも安心と言う訳ですね。

今後、書籍の電子化は一層進むでしょう。ともすれば電子媒体のみの書籍も増えるかも知れません。そうなったとき、図書館もiPadの様な端末をレンタルする時代が来るでしょうね。

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