今年のIT商品の目玉は「時計」かも知れません。
毎年この時期、つまり1月~3月までの第1四半期には各社が今年から来年にかけてどんな商品を出すか、と言う話がいろいろ出てくるものですが、今年はApple、サムスン、LGが相次いて腕時計型のデバイスを計画している、と言う話が出てきています。
最初に噂が出てきたのはAppleです。
スマートフォン用のOSであるiOSを搭載し、iPhoneとも連携できる腕時計型のデバイスを検討中で名前も「iWatch(仮)」とするらしいです。
デザイン的にはまだまだ未知の状態で、それこそ上記の写真も想像図の様なものですから当てにはなりませんが。
で、それに後れを取るまいとサムスンもやはり腕時計型のデバイスを検討中らしく、写真の様なデバイスを家電ショー等で発表していましたが、それを本格的に販売する様な事を検討している様です。
これらはスマートフォンと連動して色々な動作が出来る様になるところから、「スマートウォッチ」というカテゴライズされています。
もっともこうしたスマホ連動のスマートウォッチは以前からも各社が色々販売してきたものです。中でもSonyはまさに『スマートウォッチ』と言う名称の商品を既に販売しています。
ただこれらの商品は特定のスマートフォンとしか連動できなかったり、出来る事がイマイチだったりという事でこれまでの腕時計に流石に取って代わる様な事にまでは至らなかったという事です。
しかしユーザー数が多いiPhoneと連動できるスマートウォッチがもし仮にAppleから販売されたとあったら、それは腕時計の業界としても看過出来ないほどのヒット商品になる事は間違いない訳で、そうなるとiPhoneのライバル機、GALAXYシリーズを出しているサムスンとしても見過ごせない、LGもまた見過ごせない、という事になる訳です。
という事は、今年のIT商品の目玉は腕時計、って事になるかも知れません。