2012年 5月

我々の様な地方在住者には朗報かも知れません。

モーターショーで見かける事のある写真の様な小型自動車ですが、従来はコンセプトカーとしてこんな車あったらイイネ、位にしか取り扱われる事はなかったのですが、しかしこのような車がとうとう普通に道路を走る日がやってくる事になるようです。

政府は今年度中に認定制度を作り、道路運送法で定める「普通車」「軽自動車」等の5つの区分に新たに「超小型車」の区分を作り、写真の様な1~2人乗りの小型乗用車の公道走行を認める方針を明らかにしました。

現在までは軽自動車より小型の乗り物は二輪車になってしまい、ヘルメットの着用、二輪車故の不安定感は拭えないままの利用を強いられています。

一方で地方では公共交通の利用者減による廃線の問題もあり、気軽に外出出来る機会も減るという問題もあります。

そうした問題を解決する為の策として新しい超小型車のジャンルの創出を図ってる様です。

排気量が125cc程度、直列に2人のシートアレンジ等、感覚的には屋根付き四輪バイク、と言う感じでしょうか。

軽自動車の維持費もバカにならない昨今、個人の移動手段にはこうした超小型自動車を利用する日が来るのでしょうか。

世のブームに我関せず、とはいかなくなりそうです。

携帯各社は5月に、夏商戦に向けた新商品の発表会を行っています。

先日15日にはauが、16日にはdocomoが発表会を行い、月末にはソフトバンクも発表会を行うそうです。

で、16日のdocomoの発表会では19機種の新商品がラインナップされたのですが、その内訳はスマートフォンが16機種、タブレット端末1機種、データ通信端末1機種、子供向け携帯1機種となっており、従来型の携帯電話、所謂フィーチャーフォンというタイプの機種は新型が出ない、という偏重っぷりを見せる事になってしまいました。

もっとも新型が出ないと言うだけで、従来から販売中のフィーチャーフォン(19種類)については、在庫がある限りは継続販売となります。

さて、この教室に通われている方はdocomoのらくらくホンシリーズをお使いの方も多いかと思いますが、この夏の新モデルではとうとう「らくらくスマートフォン」なるものが登場し、中高年の方もうかうかしてられない状態になりつつあります。

スマートフォンになってもらくらくホンで培われてきた、中高年向けの扱いやすさは継承され、ホーム画面も「電話」「メール」「電話帳」「1」「2」「3」といたってシンプルで大きなボタン構成になっています。

注目なのは、このらくらくスマートフォンには専用の「らくらくパケホーダイ」という専用のデータ通信プランがあり、このプランを使うとデータ通信費は2980円で定額となります。但し、通信量が500MBまでは通常速度で、それを超えると128kbpsまで通信速度の制限がされます。

この料金プランを使えば、ざっくりですが、データ通信2980円+データ通信基本料315円+通話プラン料金となるので、タイプSSバリューに割引サービスを組み合わせれば基本料金は980円まで抑え込む事が出来、合計4275円からスマートフォンが使える様になります(通話料金は別)。

唯一ネックなのはGoogleのアカウントが不要になっている点で、アプリやコンテンツはdocomoが提供する配布サイトからしか入手が出来ません。

人気アプリでもdocomoのサイトにはない、となるとそれを組み込む事は出来なさそうで、その点は注意が必要そうです。

充電して使う小型機器はバッテリーが命ですが、如何せん充電には時間がかかり、それを忘れるとたいへんな事になる訳で。

ケータイ&スマホを飛躍的に進化させるアクセなんですが、これなにか分かる?

とにかく、電池と言うのは手軽に素早く利点ですが、乾電池は使い切ったらそれっきり、充電池は充電するのに時間がかかる、という問題があります。

その問題を解決する方法として考えられているのが燃料電池と言う考え方です。

つまり電気を起こす為の物質を補充してやると発電をし、電池の様にある程度継続して使用出来る、と言う物です。

従来燃料電池はさほど小型化が出来ず、個人で利用出来る様なものは皆無でした。

しかし、このほど米Lilliputian Systemsという会社がBrookStoneという燃料電池の技術を使ったUSBチャージャーを開発し、年内に発売開始する事になりました。

Lilliputian Systemsはマサチューセッツ工科大学(MIT)からスピンオフした人材によって起業された会社で、本社もマサチューセッツにあるそうです。

本体の大きさはスマートフォンを分厚くしたくらいの大きさで、これに発電用の物質を入れたカートリッジを入れる事で繰り返し充電装置として利用する事が出来、スマートフォンを10~14回充電できるだけの電力を保持する事が出来る、とあります。

電力の出力はUSBコネクタなので、スマートフォン以外でも携帯電話やデジタルカメラなどの小型デバイスの充電には利用出来そうですね。

 

ただ、気になるお値段は今のところ未発表である事。再発電用のカートリッジは「スターバックスでコーヒー1杯分程度の価格」で購入出来るそうなので、そうなるとせいぜい300円位かと思われるのですが、それが使える機器ははたしていくらになるのでしょうか。

いささか気になる所です。

昭和30~40年頃の児童向け雑誌には21世紀の未来の家について、当時らしい空想の産物が多数描かれていましたが、それに近づいてきたって事でしょうか。

お掃除を自動で行う「お掃除ロボット」と言えば、アメリカiRobot社の「ルンバ」が有名ですが、昨年秋にこの市場に東芝が「スマーボ」という商品を開発して参入してきました。

そしてこの夏、シャープもお掃除ロボット「ココロボ」を販売する事になり、お掃除ロボット市場は夏のボーナス商戦の注目株になりそうな気配を醸し出しています。

先行する2商品と違い、ココロボはユーザーとのコミュニケーションが出来る事が特徴です。

一つにはユーザーの呼びかけに対して適切に返答して動作をする点。

キレイにして」と話しかけると「わかった」という様な返答パターンが36種類搭載されており、段差のあるところでは「おっとっと」、充電が不足してくると「助けて」、ゴミがいっぱいになると「苦しいわ」等々、従来の家電品にはないユーモラスな受け答えを日本語、英語、中国語で行う事が出来るのだそうです。

コミュニケーションと言えば、掃除している室内の様子を内蔵カメラで撮影して、その写真をスマートフォンで外出先から見る事もできるのだそうで、掃除機というか防犯機器的な要素もありそうです。

この他にも、シャープの家電と言えばおなじみのプラズマクラスターイオンによる空気清浄機能も搭載されているとの事ですから、外出時にココロボに掃除を任せておけば、帰宅後には床も室内の空気も綺麗になっている、と言う事ですね。

ただまぁそうした機能が充実したせいか、お値段は先行する2機種よりは若干お高めの8万~13万円程度になるそうです。

そんな機能をつけずに安価で販売すれば、とも思うのですが、お掃除ロボットは存外にペット感覚で購入する人も多いのだそうですから、意外にこうした機能もアリなのかもしれません。

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