2012年 4月
最近は家電もデザイン重視、部屋のインテリアにそぐわない物は売れない時代、になったようです。
そう言えば昭和の頃は家電品には「家具調~」って名前の機器が多かったですね。ある意味では懐古的なのでしょうか。
船橋に1号店が出来たおかげで千葉県民には比較的知名度の高い、北欧家具の直売店IKEAですが、先日その「家具」のIKEAが自社ブランド製品として大画面テレビの販売を開始する事を発表しました。
商品名は「UPPLEVA」といい、白を基調とした色合いでまとめられ、大画面液晶テレビにBlu-ray/DVDプレイヤー、2.1Chサラウンドスピーカーが一体化したAVラックに収められています。
なおカラーバリエーションも用意されるとの事です。
また、これとは別に無線接続式のサブウーハースピーカーが付属し、これを自由に配置して臨場感のあるサウンドの再生が可能になります。
更にiPod等のMP3プレイヤーとの同期して音楽再生をしたり、FMラジオチューナーも内蔵して視聴する事も可能になり、これらの全ての操作が1台のリモコンで可能になるとしています。
中核になる液晶テレビについては、詳細な仕様は明示されていませんが、HDMIの入力が4系統、USB端子が2基、無線LAN接続にも対応するとの事なので、パソコン代わりに単独でインターネット接続も出来そうです。
IKEAではこの商品の紹介をYouTubeでも公開しています。
ただ、販売は2012年6月からストックホルム/ミラノ/パリ/グダニスク/ベルリンの欧州5都市で、秋にはイタリア/フランス/スペインなど欧州8都市で、となっています。
世界各国での販売は2013年春以降、という事ですから、日本での販売はまだ先のようですね。
コンビニの店頭、店内でスマートフォンを操作する人が増えそうです。
九十九里町にはなくなってしまったコンビニエンスストアのローソンですが、最近店頭にこんなシールが貼ってある店舗が増えてきています。
このサービスは「ローソンWi-Fi」と言って、ローソン店舗内に無線LANの利用できる環境を用意し、スマートフォンやタブレット端末を使って自由にアクセス出来る様にし、限定のコンテンツを配信して集客を図るサービスです。
利用にはローソンの会員サービスへの加入(無料)とバージョン2.1以上のAndroid OSを使用するスマートフォンやタブレット端末が必要になります。また店舗での利用には予めローソンアプリのダウンロードしておく必要があります。
Wi-Fiを使ってローソンが提携して提供するコンテンツを見聞きしたり、一般のインターネットサイトへの接続も可能になります。
こうしたサービスは他のコンビニエンスストアでも提供をしており、セブンイレブンでも現在は都内限定ですが独自の店内Wi-Fiサービス「セブンスポット」を実施中です。
セブンイレブンのサービスは2011年の12月から始まっているのですが、都内限定という事もあり
まだまだ認知度は全国的とは言えないようです。とは言え、コンビニ業界の老舗にして最大手のセブンイレブンですから、既にWi-Fi限定コンテンツの扱いには非常に強力なものを用意しています。
これ以外のコンビニでも独自のWi-Fiサービスは行っていませんが、携帯キャリアと提携している公衆無線LANサービスを利用出来る様にしている店舗は増えつつあります。
↑au系のWi-Fiサービス「au Wi-Fiスポット」のステッカー
↑docomoのWi-Fiサービス「docomo Wi-Fi」のステッカー
↑ソフトバンク系のWi-Fiサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」「BBモバイルポイント」のステッカー
この手のステッカーが店頭に貼ってあるお店ではWi-Fiサービスが利用出来ます。
探してみてはいかがでしょう。
人間、学ぶ気になれば、いつでもどこでも学ぶことが出来る 嘗てユーリー・スコット教授はそう仰いました。
さて、こちらのブログ「さっちゃんのお気楽ブログ2」は最近Yahooニュースでちょっとした話題になっているブログです。
ブログの主は四国、徳島在住の堀江幸子さん。御年なんと90歳(!)。
6年前からブログをはじめ、趣味の水彩画や暮らしの中で気が付いたこと、発見したこと、思い出話等を毎日の様に書き連ねています。
↑堀江さんの作品 油絵の静物画(4/4)のブログ記事で紹介されている絵
その甲斐もあって、現在アクセス数は1日平均で500~800件もあるそうで、これはちょっとしたタレントブログも真っ青な数字です。
パソコン自体を始めたのも平成13年から、という事ですから約10年前ですね。
そんな「さっちゃんのお気楽ブログ2」ですが、Yahooニュースに取り上げられてからはアクセス数が殺到しています。
4/5の日記ではアクセス数がそれまでの58093から129465と一気に倍以上に膨らんだ事を記しており、コメント数もそれまでは1日10件程度だったものが、4/4の1日だけで255件もコメントを寄せられています。
さすがのさっちゃんもこれは予想外だったらしく、コメントも読み切れず、絵を描く気にもなれないのだそうです。
まぁ人気者はつらいよ、って事ですね。
スマートフォン利用者が増える事でこんな所にも影響が出ています。
MMD研究所が4/3に「デコメ(デコレーションメール)に関する利用実態調査」の結果を発表しました。
まず、最初に説明しておきますと、デコレーションメールというのは絵文字とは異なり、メールの文章の中に直接画像データ化された文字データを貼り付けて送受信する携帯電話用のHTMLメール、の事を指します。
画像データなので、機種依存性もなく、またキャリアが異なっても表示される画像は同じなので(絵文字の場合、キャリアが異なると絵文字の形状が若干異なる場合がある)、手軽な装飾メールとして広く利用されてきた機能なのです。
しかしこのデコメの機能も従来型の携帯電話の場合はよかったのですが、昨今のスマートフォンの普及によってかえって面倒なもの、と認識されつつあるようです。
そんなデコメをどう使ってるのかを、3/8~12日にかけてスマートフォンユーザー363人、旧来型携帯電話のユーザー249人、合計612人からのアンケートをよせてもらい、集計したのがこの調査です。
まず、Androidスマートフォンを利用するユーザーにデコメの利用状況を聞いたところ
・ほぼ毎日利用する > 15.5%
・ときどき利用する > 41.0% 合計56.5%
続いてiOS(iPhone)ユーザーの場合
・ほぼ毎日利用する > 4.5%
・ときどき利用する > 25.0% 合計29.5%
更に従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)の場合
・ほぼ毎日利用する > 26.1%
・ときどき利用する > 41.8% 合計67.9%
と、スマートフォンになって明らかにデコメの利用頻度が減っているのです。
更にスマートフォンユーザーに、スマートフォンに替えてからデコメの利用について質問があり、Androidスマートフォンユーザーは31.0%のユーザーが「かなり減った」、14.1%のユーザーが「少し減った」、合計で45.1%のユーザーがデコメの利用が減ったと回答しています。
iOS(iPhone)ユーザーの場合は「かなり減った」が42.4%、「少し減った」が15.2%、合計で57.6%とAndroidを上回る勢いでデコメの利用が減っているのです。
この理由は大きく分けて「デコメを利用/選択する作業が面倒」であるのと「メッセンジャーやチャットアプリ等の別の通信方法を使う事が増えた」事があるようです。
こんな所にも日本のメール文化の変化が見て取れるでしょうか。