2014年 11月

ガラケーユーザーさんは色々行き詰まりを感じる事が増えてきます。

image

11月17日、docomoはiモード向けアプリの販売サービス「dマーケット アプリストア」を2011年1月31日に終了すると発表しました。

今後のスケジュールは以下の様になります。

14年12月16日24:00を以て新規のアプリ公開を終了

15年1月16日24:00以降、無料アプリのダウンロードを停止、アプリの購入、アプリ内課金を停止、月額課金アプリの新規契約も停止

15年1月31日24:00を以てサービスを全終了、ユーザーサポートも終了。

1月31日以降は購入済みのアプリも全て使用不能になります。月額使用料金を支払う契約をしているアプリについては、1月31日24:00を以て自動的に解約となります。

なお購入済みのアプリやアプリ内課金で購入した有料アイテムは期日までに残っていたとしても、それらについての返還はしない、となっています。

 

とにもかくにも、今まで使ってきたフィーチャーフォン、所謂「ガラパゴス携帯(ガラケー)」は昨今付帯するサービスの終了、打ち切りが数多く報じられています。

例えば14年5月28日をもってガラケー版Yahooメールがサービス終了しています。Yahooはこれ以外にも14年中にガラケー用の17のサービスを終了しており、ますますガラケーでの利用が難しくなってきています

この他にもauの一部のガラケーで利用出来た、ガラケーをWi-Fiアクセスポイントに接続させてネット接続を可能にしていた「Wi-Fi WIN」というサービスを14年6月末に終了させています。

季節ごとの携帯キャリアの新規モデル発表会でも、ガラケーの新型は年1モデルが出ればいい様な状態ですし、docomoは新規の契約には通話し放題サービスしか提供しなくなっています。

ただ単に受け電話だけでいいという方はますます選択肢が狭まりそうです。

これからパソコンを買う方は、注意したほうがいいかもしれません。

141113chromebook3model02.jpg

11月からASUS、Dell、Acerの海外パソコンメーカーから新しいジャンルのパソコンが発売されます。それが今回紹介する「Chrome Book(クロームブック)」です。

これまでは一部の法人向け、教育機関向けに販売されていたものですが、いよいよ一般市場にも投入されることになりました。

外見上は普通のノートパソコンとおおよそ同じ、若干サイズは小さめで光学ドライブ(CD-ROMやDVD-ROM)はありません。

電源を入れてみるとなにやらいつものパソコンとは違う雰囲気…実はこのChrome BookはGoogleが開発したパソコン用OS「Chrome OS(クロームOS)」で動作するパソコンなのです。

Windowsとは異なるOSなので、当然ながらWindows用のソフトウェアは動きません。WordもExcelも使えない事になります。

ではChrome Bookは何のために使うものなのでしょうか。

平たく言ってしまえば、Chrome BookはChromeブラウザでwebブラウジングする為のパソコン、と言う事になります。この他にもGoogle製アプリの使用が可能なので、GmailやGoogleカレンダー、Googleマップ、YouTubeの利用なら十分可能、と言う事になります。

また前述のとおり、Word、Excelそのものは使用できませんが、Chromeブラウザ上で使用出来る「Word OnLine」や「Excel OnLine」というアプリ、Google製のワープロアプリ「Googleドキュメント」、表計算アプリ「Googleスプレッドシート」等も使えます。

つまり、Windowsに囚われない、webブラウジング中心の利用方法、キーボード付の方が楽、と言う様な方にとってはタブレット端末より利用価値があるかもしれない物、と言うこともいえるかもしれません。

もっとも、マイクロソフトもこれを黙って見過ごすわけもなく、Windows8.1の派生バージョン「Widnows8.1 with Bing」と言うOSは9インチ以下の画面サイズを持つ端末で、インターネットエクスプローラーの検索システムをBingに設定して出荷すると言う条件をクリアすればOSを無料でパソコンメーカーに提供し、安価なパソコンとして発売出来る様な準備をしています。

こちらも上記のChromeBookと同じ位の価格で販売され、画面サイズも筐体サイズも近いものになるので、量販店の店頭に行くとますます選択肢が増えて迷ってしまいますね。

いよいよノートPCは不要になる時代が来る、かもしれません。

001l

11月7日、MicrosoftはAppleのiPad、iPhone用にWord、Excel、PowerPointのアプリを日本向けに提供開始しました。

しかも基本無料で使用出来ます。

Microsoft Officeは2014年10月17日から販売方法が変わり、これまでのパッケージによる売り切り方式から、インターネットを使ってライセンス認証を行って使用する『サブスクリプション契約方式』に切り替えており、この契約内容の一環としてマルチデバイスの対応が盛り込まれることになりました(この他クラウドストレージ「OneDrive」1TB分の使用権や、インターネット電話「Skype」の一般電話への無料通話が毎月60分使える権利が付きます)。

iPad、iPhone用のWord、Excel、PowerPointもこれに応じて登場した事になります。

もっとも、無料で使用出来る、と言ってもいくつかの機能は有料版に切り替えないと使用出来ませんが、それらは人によっては使う/使わないが多少別れるので、その点は理解して使用する事になります。

10月17日以降、新規にOffice付パソコンを購入した場合は上記のマルチデバイス対応やOneDrive、Skypeの利用特典が1年間無料で使用できますので、iPhone/iPadをお持ちなら合わせて使用してみてはいかがでしょうか。

なお、Android端末用には「Office Mobile」というアプリが既にありますが、これも近日Word、Excel、PowerPointと個別のアプリとして再リリースされる予定です。

2014年11月
« 10月   12月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930