2012年 9月

このサイズ、この性能で、この価格、だったらそれは人気が出るかもしれませんね。

9月末に発表されたGoogleの新しいタブレット端末「Nexus7」は非常に好評化を持って受け入れられており、ネット通販による先行販売では当初注文後3~5日で発送と表記してあった物が、今では「出来るだけ早く発送」と曖昧な表記に切り替わってしまい、注文しても商品がまだ来ない、なんて状態になっています。

 

一方、Nexus7は10月2日以降は家電量販店でも購入出来る様になり、主な販売店はヨドバシカメラ、ビッグカメラ、ベスト電器、エディオン、ジョーシン、ケーズデンキ、コジマとなっています。

この近隣ではやはりケーズデンキが有望そうですね。

 

さてNexus7が注目されている理由はいろいろあります。

一つには大きさ。タブレットの人気No1と言えばAppleのiPadですが、こちらは9.7インチの液晶画面と言う事もあり、男性が持つならともかく女性が持つのにはいささか大きい、重い、と言われてきました。その点Nexus7は7インチサイズで重量は335gとiPadのほぼ半分程度の重さなので、女性でも片手で持てる大きさ、重さと言えるのです。

そして性能ですが、タブレット端末として最先端の性能を持っていると言えるのです。

処理力の要になるのはCPUですが、Tegra3というクアッドコア(コアが4つ)CPUが使われています。ちなみにiPadの方はデュアルコア(コアが2つ)なので、1サイクルあたりの作業数は4コアなら4つ、2コアなら2つになり、単純計算でも倍の処理能力になるのです(注:実際にはコア数と仕事処理能力は必ずしも正比例はしないので、コア数が倍だと必ず処理能力も倍になる、と言う事はありません)。

また液晶画面は1280x800ピクセルのISPパネルを使っており、これも細かい部分までよく読める、高性能な液晶画面と言えます。安価なタブレットは解像度が低かったり、従来型の液晶パネルだったりと、思ったほど綺麗な表示にならなかったりするのですが、Nexus7ならそうした心配もありません。

そして、ここまでの性能を持った他社製のタブレットだと、一般的には販売価格は4万円前後はする物なのですが、それが19800円(通常販売価格)なのですから誰もが驚くわけです。

もっとも19800円で販売する為なのか、このNexus7には一般的なタブレットにはある外向きカメラやSDカードスロットがありません。

記憶容量も16GBとなっているので、あれもこれもとデータやアプリを詰め込んで利用するのには向いていません。普段見聞きするデータだけを持ち出す程度に留めておけば十分な使い方が出来るかと思います。

なお、こうしたタブレット端末はパソコンの代わりには使えません。そういう用途を考えている方は要注意です。

また全てのサービスを利用する為にはGoogleのアカウント(Gmailのアドレス登録の際に作ったもの)が必要です。

お家に無線LANがある/無線LAN対応のタブレットを持ってる人はデジカメとの組み合わせがもっと便利になりそうです。

 

20120625134511009

PQI Japanは10月1日からデジカメにWi-Fi機能を追加し、Wi-Fiやタブレット、ノートPCなどの機器とデータを共有できるSD変換アダプタ「Air Card(エアカード)」を販売すると発表しました。

このカードはmicroSDカードを組み合わせて、写真自体の保存はこのmicroSDに行います。アダプタ側からは無線LANの電波が発信しており、予め設定をしているパソコンやタブレット端末に撮影済みの写真を送信してくれる様になるのです。

つまり、従来のデジカメ<>PCをケーブルで接続する、もしくはメモリーカードを抜いてカードリーダーに挿入する、という方法はこのカードを使う様になると不要になるという訳です。

商品ラインナップはSD変換アダプタのみが3980円、16GBのmicroSDカード付モデルが4980円、32GBのmicroSDカード付モデルが6980円となります。

メーカーサイトには動作検証したカメラ名がメーカー毎に掲載されているので、自分の使っているデジカメの名前があるか探してみてはいかがでしょうか

Eye-Fi Connect X2 (4GB) の製品画像

 

実はこうしたSDカード自体に無線LAN機能を持たせるという発想は以前からあり、「Eye-Fi」という商品名で販売はされていました。

しかし、Eye-Fiカードは4GBで4500円程、8GBで6500円程度と若干お値段が高く、また容量を後から変更する事も出来ませんから、知る人しか知らない存在でした。

今回PQIのこのカードが登場した事で、より多くの方がこうした利便性を安価に享受する事が出来る様になると、デジカメももっと扱いが便利になるかも知れませんね。

お子さんのいるご家庭なら、新型iPhoneよりこっちの方が重要かもしれませんね。

9月13日、任天堂が新しいゲーム機「WiiU」を発表し、発売日は12月8日と決まりました。

予てから紹介されている通り、WiiUはゲーム機本体(写真後ろ)と携帯ゲーム機の様なコントローラー(写真手前)の2ピース構成になっており、コントローラー部分だけでも単独で遊ぶ事が出来る等、従来の据え置きゲーム機とは一風異なるゲーム機となっています。

購入を考えている方は、2つの商品セットがあるので間違えない様に注意が必要です。

1つはゲーム機本体(本体内に8GBの記憶領域)、コントローラー1台、それぞれのACアダプタ各1台、大画面テレビと接続するHDMIケーブル1本が付属するベーシックセット(26250円/税込)。本体カラーは白。

もう2つは本体記憶領域が32GBに増強された本体、コントローラー1台、コントローラーの充電スタンド、ACアダプタ各1台、HDMIケーブル、本体の縦置き用スタンド1台がセットになったプレミアムセットでこちらは31500円/税込。本体カラーは黒。

プレミアムセット購入者には、2014年12月末までの2年間限定で、ネットワークコンテンツ購入優待サービス「Nintendo Network Premium」が提供されます。

任天堂またはサードパーティーのデジタルコンテンツを購入すると原則10%の「ポイント」が還元され、500ポイント単位でニンテンドープリペイド番号と交換できます。

またコントローラーには追加購入できる単品販売品もあり、こちらは13440円/税込となっています。

本体カラーやら付属品、付帯サービスやらでプレミアムセットの方がお得感が高い気もしますが、さてしかし3万円もするもの、気安く買ってあげられるでしょうか。

カメラとスマホ、2つの新商品?

いえいえ、これは一つの新商品の全面と背面の写真なのです。

これはニコンが9月末に販売を予定している新しいデジカメ、COOLPIX S800Cというモデルです。

特徴は何と言っても背面の液晶画面に並んだアイコン群。

スマートフォンの様なこのルックスですが、実は本当にスマートフォンで使われているAndroid(アンドロイド)というOSを組み込んで動作するようになっています。

並んでいるアイコンも全てスマートフォンと同じアプリとして動作します。

更にこのカメラには無線LANの機能が搭載されているため、例えば写真を撮影したら添付してメールで送信したり、Twitterやフェイスブック等のSMSに即投稿する事も可能になります。

もちろん、Androidですからキーボードを画面に表示させて文字入力も可能ですし、必要なら自分の好きなアプリを追加して組み込む事も出来ます。

 

もっともこのカメラは無線LANの使用出来る範囲でしか通信が出来ませんから、屋外でネットに写真を送る事は些か難しいと言えます。

ところが、韓国のサムスンは先日ドイツで行われた世界最大のエレクトロニクスショー「IFA2012」にてコンパクトデジタルカメラにAndroid OSを載せたカメラ「GALAXY Camera」を出品しました。

こちらの方は通信機能に無線LANの他に携帯電話の電波を使った通信機能も盛り込むのだそうで、屋外からの高速通信も可能にしています。

GPS機能も内蔵しており、撮影した写真には位置情報も埋め込む事が出来、光学21倍ズーム、1600万画素とカメラとしても高性能です。

ただこのカメラはIFAに展示として出されただけなので、現時点では販売時期も価格も未定、となっています。

 

もうこうなるとデジタルカメラなんだかスマートフォンなんだか判らなくなってきますねぇ(汗。

中高生に限らず、大人も大いに利用した方がいいですね。

663dd8c2-cc9f-4b69-ad62-edf2186bb419_n

英語を理解する力、英会話の力を評価する方法はいろいろありますが、中でも国際的に通用するのがTOEIC(トーイック)です。

 

TOEICとは国際コミュニケーション英語能力テスト(こくさいコミュニケーションえいごのうりょくテスト、Test of English for International Communication)の略称で、アメリカの非営利団体がテストの運営を行っています。

TOEICの特徴は試験結果を10~990点の点数で評価し、これを「スコア」と称している点です。何点以上で合格、ではなくTOEICスコア***点と言う形で表現し、履歴書等の資格欄にもこの様に書く事で英会話スキルを相手に伝える事が出来ます。

一般的には470点以上あれば普通の英会話、730点以上あると仕事でも使えるレベル、860点以上だと英語を母語とする人と遜色ないレベル、と言われています。

 

日本人がTOEICでいいスコアを出すためにはやはり聞き取り(リスニング)が大きなカギになります。

日本語と英語では使われる音の高さに違いがあるため、これに慣れないと中々聞き取りにくい、という問題があるのです。

そこで日本でTOEICプログラムを実施、運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は、中高生・英語初心者が楽しめるよう構成した新たなポッドキャスト番組「TOEIC presents English Upgrader Light」を9月3日(月)から公開しました。

ポッドキャストというのはインターネットを通じて配信される音声番組(MP3データ)で無料で聞く事が出来ます。

再生にはパソコンを使ったり、ダウンロードしてスマートフォンや携帯音楽プレイヤーで聞く事も出来ます。

元々はiPodユーザー向けの無料音声配信だったのですが、現在ではiPod以外の音楽プレイヤーでも対応しています。

こうしたコンテンツを日頃から耳にする事で耳から英語に馴染み、次に聞いたとおりに発音していく事で英会話の能力を向上する事が出来れば、将来的には有利ですね。

勿論、中高年の方だって英会話スキルを上げたい方にはお薦めです。

 

実際に聞いてみたい方はこちらから

2012年9月
« 8月   10月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930