お家に無線LANがある/無線LAN対応のタブレットを持ってる人はデジカメとの組み合わせがもっと便利になりそうです。
PQI Japanは10月1日からデジカメにWi-Fi機能を追加し、Wi-Fiやタブレット、ノートPCなどの機器とデータを共有できるSD変換アダプタ「Air Card(エアカード)」を販売すると発表しました。
このカードはmicroSDカードを組み合わせて、写真自体の保存はこのmicroSDに行います。アダプタ側からは無線LANの電波が発信しており、予め設定をしているパソコンやタブレット端末に撮影済みの写真を送信してくれる様になるのです。
つまり、従来のデジカメ<>PCをケーブルで接続する、もしくはメモリーカードを抜いてカードリーダーに挿入する、という方法はこのカードを使う様になると不要になるという訳です。
商品ラインナップはSD変換アダプタのみが3980円、16GBのmicroSDカード付モデルが4980円、32GBのmicroSDカード付モデルが6980円となります。
メーカーサイトには動作検証したカメラ名がメーカー毎に掲載されているので、自分の使っているデジカメの名前があるか探してみてはいかがでしょうか
実はこうしたSDカード自体に無線LAN機能を持たせるという発想は以前からあり、「Eye-Fi」という商品名で販売はされていました。
しかし、Eye-Fiカードは4GBで4500円程、8GBで6500円程度と若干お値段が高く、また容量を後から変更する事も出来ませんから、知る人しか知らない存在でした。
今回PQIのこのカードが登場した事で、より多くの方がこうした利便性を安価に享受する事が出来る様になると、デジカメももっと扱いが便利になるかも知れませんね。