2015年 10月

海外旅行に行かれる方は、今後は要注意です。

アメリカのニュースで、先日、アメリカ連邦航空局(FAA)は航空機内での火災の懸念があるとして、リチウムイオン電池を航空会社に預けてしまう「預かり荷物」を禁止、かつチケットにも「持ち込みません」という条項を盛り込むよう、各航空会社に要請した、と報じました。

リチウムイオン電池は携帯電話、パソコン、タブレット、デジタルカメラ等々、バッテリーで駆動するIT機器にはほぼすべて採用されているものです。

しかしリチウムイオン電池はこれまでにも発火や爆発を起こしたものがあり、貨物航空便での輸送は原則禁止されています。なので、海外生産されたノートパソコンやデジタル機器は船便輸送が一般的です。また宅配便でこれらの輸送をする際にも航空便は利用出来ません。日本の場合、特に離島へこれらの機器を輸送するのにも船便と陸送の使用を余儀なくされています。

しかし、客室手荷物としての持ち込みにはこれまで制限はされてきませんでした。

やはりこれらの機器は今や生活必需品の一つになっているので、そう簡単に制限する事は出来ない、という訳ですが、近年はスマートフォンやタブレット端末の長時間使用=バッテリー切れ対策として「モバイルバッテリー」という商品が登場し、これらを預かり貨物として貨物室に入れてしまう乗客が散見されているという事で、こうなったらチケットにもこれを明記して貨物ではなく手荷物で持ち込む様に徹底しようという事になったようです。

海外に出掛ける方の場合、持ち物とバッグの重量計算も大変ですが、今後は持ち込み可能品であるか否かも確認しながらパッキングする必要もありそうですね。

まさかこんな事で買い替えを迫られる電話機があろうとは…

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ソフトバンクのシャープ製携帯電話機の一部に2016年1月1日以降、正しい日時表示が出来なくなる機種がある事が発表されました

対象機種は11機種ですが、2006年~2007年頃に発売されたシャープ製のフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)になりますので、古い機種を大事に使っている方は注意が必要そうです。

「810SH」の画像検索結果 「811SH」の画像検索結果
V705SH(705SH) 810SH 811SH
「812SH」の画像検索結果 「812SHs」の画像検索結果 「812SH」の画像検索結果
812SH 812SHs 812SH sll
「904SH」の画像検索結果
813SH 904SH 905SH
「911SH」の画像検索結果
910SH 911SH

問題の携帯電話は2016年1月1日以降、正しい日時の表示が出来なくなるほか、時刻の表示も正確に出来なくなるので、これに関連して着発信履歴の表示やメールの送受信履歴等も正しく表示が出来なくなるとの事です。

なぜこのような事になるか、と言うと、対象機種に搭載されているチップセット(CPU周りのデータ通信や連携を管理する回路の総称)が2016年以降の表示に対応しておらず、ソフトウェアアップデートでもこの問題を修正する事が出来ないため、という事らしいのですが、と言う事はシャープはこの携帯電話の寿命を概ね10年程度とし、そ個まで使える程度の機能、性能で電話機を作ってたって事でもあるかと思います。

そう聞くといささかケチな作り方をしてる、と思われるかも知れませんが、しかし2年契約で機種変更していく方が多い現状を考えると、10年持つ事を前提に作ってるのはむしろ過剰な品質なのかもしれません。

ただ、一般的にこうしたキャリアやメーカー側の都合でユーザーに機種変更を迫る場合、金銭的な優遇措置がある事が多いのですが、今回のニュースではこうした事情までは報じられていません。

約10年にも渡って同一キャリアを使用して来た、いわば上得意なユーザーなのですから、何らかの救済策はあっていいと思いますが…。

 

はがきデザインキットの強敵になるでしょうか。

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はがき作成ソフトの老舗、といえば「筆ぐるめ」「筆まめ」「筆王」が代表的なところですが、この中の1つ、筆王が10月6日から無料で利用出来るWebアプリ「みんなの筆王」のサービスを開始しました。

Webアプリという事で、Webブラウザが動作するならWindowsでもMacでもタブレット端末でも利用が可能です。スマートフォンではWebアプリ版は使えませんが、11月上旬に専用アプリが配布開始する予定となっています。

Webブラウザ上ではがき作成をするので、専用ソフトのインストールは不要になります。またタブレットで編集をし、パソコンで印刷する、という様な複数台の端末を利用した作成も可能になります。

また印刷については、作成したデータをPDF形式にしてダウンロードし、これをパソコン接続のプリンタを使って直接印刷する方法のほか、インターネットを通じて印刷手配をする「ネットプリント」が可能です。

この場合表面、裏面のデータをまとめて送信すると、それらを全てはがきに印刷し、そのまま投函までしてくれます。なので、自宅にプリンタを持ってない方でも自作年賀状を送る事が出来るという訳です。

もっとも筆王の場合、パッケージ販売はまだ継続して行っており、素材の数、フォントの数はやはりパッケージ版の方が充実しています。

はがきデザインキットでも無料で十分年賀状を作れましたが、さて「みんなの筆王」はどのような出来になるでしょうか。

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