2012年 7月

携帯電話は繋がってナンボ、ですよね、やっぱり。

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TV-CMでもガンガン放送されているソフトバンクのプラチナバンドですが、現在ソフトバンクのwebページではプラチナバンドに対応する地域の情報を地図にして公開しています。

幸いな事に九十九里はプラチナバンドの7/25~9月末までに対応を予定している地域に入っている様ですから、比較的早くプラチナバンドの効力を見る事は出来そうです。

 

さて、プラチナバンドとは何か、と言うと、一言で言えば繋がりやすい携帯電話の電波帯域、という事になります。

携帯電話の電波の繋がりやすさ、というのは基地局の多さもありますが、使用する電波の性質にも影響があります。

従来ソフトバンクが使っていた2GHzの電波帯域は直進性に優れる為、障害物の少ない所では通話がしやすかったのですが、逆に障害物の多い場所では電波が阻まれてしまい、また建物内にも届きにくいと言う弱点があり、故にソフトバンクの携帯電話は繋がりにくい、と言われてきたのです。

この状況を解決するのに新たにソフトバンクに使用許可が降りたのが新しい800MHzの周波数帯で、これが所謂「プラチナバンド」と言われるものです。

従来の2GHz帯に比べて障害物をよけて進む特性がある為、障害物の多い地域でも電波が届きやすくなる、と言うメリットがあります。同様に建物内にも届きやすくなるので、同じ建物内でも窓際なら繋がる/奥なら繋がらない、という様な差も少なくなります。

また周波数が下がると遠くまで届きやすくなる、と言うメリットも発生するので、これまでは基地局と基地局の間の隙間になってる様な地域でも電波が届くという、問題の解消にもつながります。

ただ如何せん、プラチナバンドと言うのは送信する側の準備と受信する側の準備が両方揃って初めて効果が出るものなので、これまでのソフトバンクの携帯では利用出来ない機種もあるのです。

対応する機種についてもソフトバンクのwebページで紹介がありますが、おおむねここ半年位に出た機種が対象になります。

これ以前にソフトバンク携帯を買われている方は、繋がりやすくするなら機種変更する事になりそうですね。

今年はパソコン関係はいろいろ劇的な変貌が起こる年になりそうです。

既に話題になっている通り、今年は秋にWindowsの新しいバージョン「Windows8」が登場します。

Windows8の発売は2012年10月26日と発表されており、秋冬モデルのパソコンにはWindows8がプリインストールされた状態で販売される様です。

またそれに際して、5月以降に新しいWindows7プリインストールのパソコンを購入された方やOS単体でWindows7を購入された方には、格安の価格でWindows8へのアップデートできる優待サービスも行われます。

そんなWindowsと一緒にもう一つのマイクロソフトの目玉製品であるマイクロソフトオフィスも、この秋にオフィス2013としてアップデートされます。

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こちらの方も7月16日にカスタマープレビュー版のダウンロード提供が開始され、販売開始に向けて動き出しています。

今回の新判オフィスのプレビュー版には製品名に「個人向け」と言う文言が盛り込まれており、その中にWord、Excel、Outlookの他にPowerPoint(プレゼンテーションデータ作成ソフト)、OneNote(あらゆるデータを自由に保存活用できるソフト)の5つのソフトがセットになり(従来はPowerPoint、OneNoteは個人向けにはセットされていなかった)、更にマイクロソフトのクラウドストレージサービスのSkyDriveへの対応、Skypeの有料機能を1か月60分間無料で利用出来る権利が付くそうです。

操作方法などはこれまでのオフィス2010に準じたリボンメニューを採用する等、大きな変化は無いように見られます。

 

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ただ、オフィス、Windowsと一緒に、秋にはMicrosoftが自社製のタブレット端末「Surface」を販売し、これにWindows8とオフィス2013をプリインストールして販売するというニュースもあり、これまでタブレットではiPadが独走状態にあった物をどれだけ巻き返せるかも注目しそうです。

もはや高額のカーナビを自動車に設置する必要はなくなりました。ホントそう思います。

専用アプリで、「カーナビ」に早変わり。

携帯電話がスマートフォンが主流になってきて、色々なアプリが使える様になってきましたが、中でも「ナビ」アプリは非常にな機能と言えます。

カーナビにしろ、歩行者用のナビにしろ、現在位置を測地するGPS、どちらの方角を向いているかを知る為の電子コンパス、それらの情報を画面上に判りやすく表示する為の地図、この3つがあればナビゲーションとしては十分に機能を果たします。

スマートフォンにはこれらの機能が十分に備わっている為、ポータブルナビとして十分に活用できる、という訳です。

こうした状況に戦々恐々としているのがカーナビのメーカーです。

つまり、スマートフォンでカーナビの代用が出来るなら、カーナビ自体がいらないんじゃないか、と客離れが起きても不思議ではない、という訳です。

 

そこで各社はスマートフォンのいいところを取り入れた新しいカーナビの開発に取り組んでいます。

例えばパイオニアが5月に発売したカーナビはスマートフォンと連携が出来る物で、スマートフォンの画面の内容がそのままカーナビの画面として表示出来るようになっています。

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なので、スマートフォン用のアプリもカーナビ的に利用出来たり、スマートフォン内の音楽や動画データもカーナビで利用出来る様になる、という訳です。

 

一方、携帯会社の方も、スマートフォンをカーナビ的に利用出来るオプションを充実し始めています。

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例えばdocomoには自社提供のスマートフォンやタブレットをカーナビとして使えるオプションの台座(クレイドル)を販売しており、docomoドライブネットというサービスを追加する事で、スマートフォンのカーナビ的利用をさらに便利に出来るサービスを始めています。

ちなみにこのサービスはらくらくスマートフォンも対象になっています。

これからの行楽シーズン、カーナビのない車で遠出をするなら、手持ちのスマートフォンをナビゲーションに有効利用してみませんか。

2011年は「電子書籍元年」と散々言われてきました。

でももしかしたら本当の元年は今年になるかも知れません。

【フォトレポート】7,980円の電子ブックリーダー、楽天「kobo Touch」

7月5日、ネット通販の大手、楽天市場からある発表がありました。

それは楽天市場にて電子書籍事業を立ち上げ専用の販売webサイトを設立し、同時に専用の書籍リーダー端末「Kobo Touch」を販売する、というものです。

 

楽天はカナダの大手電子書籍販売サイト「Kobo」と提携して、そのノウハウを活かした電子書籍

、という方法で、電子書籍業界に乗り込んできたのです。

これには色々な見方がありますが、やはりなんと言っても、今年中に電子書籍の世界最大手であるAmazonの日本での市場参入と専用の電子書籍端末「Kindle(キンドル)」の販売が控えているので、これより先に市場を開拓するのは急務だったわけです。

さて、件の楽天電子書籍サービス「楽天kobo」を支えているのが、専用の電子書籍リーダー「Kobo Touch」です。

画面サイズは6インチ、重量は185gと少し大きめのスマートフォンか、もしくは小さめのタブレット端末かと言ったところです。

画面表示には液晶ではなく「Pearlディスプレイ」と呼ばれる専用の電子ペーパーを使っています。

液晶表示に比べて文字表示のにじみやちらつきが少なく、新聞紙以上のコントラスで表示が可能であり、反射型表示方法なので自身が光る様になっておらず、暗い室内、明るい日の下でも読みやすい画面を提供する事が出来ます。

また、電力消費量も低く、一旦表示した内容は次に書き換えるまでの間は電気を使わない特性もあるので、一般的な液晶画面の約1/10の消費電量で動作させる事が出来ます。

kobo Touchにはこの他の特徴として、本体内に約1000冊の電子書籍を保存出来るメモリー/無線LANによるインターネット経由での電子書籍の追加/PCと接続してのデータ転送/フォント、サイズを自由に選ぶ機能/しおりを挟む機能等が盛り込まれており、しかしこれで本体価格は7980円という安さを実現しています。

ちなみに国産で来れに近い商品と言えば、Sonyが販売している電子書籍端末「Reader」というものがありますが、一回り画面サイズの小さい、無線LAN機能を持たないPRS-350という機種が9980円となっており、若干割高感がありますね。

さてしかし、実はこうした端末よりもっと重要な問題が電子書籍を配布する為の規格、コンテンツフォーマットです。

日本の出版業界も電子書籍用のフォーマットを策定中ではあったのですが、海外では既にEPUB(イーパブ)というフォーマット形式が標準化されており、これにより電子書籍の普及は進んでいたのです。

日本でもこのフォーマットを使えば、海外の電子書籍端末も自由に使える様になる、のですが、これまでEPUBには2バイト文字(日本語等の文字)の利用、縦書きやルビが使用出来なかったので、日本の書籍としては扱いにくい物だったのです。

これがバージョン3.0にバージョンアップし、日本語の独特な表記方法にも対応出来る様になったのです。

世界的な規格が日本でも使用出来る様になると、果たして日本独自の規格はどこまで通用するでしょうか。

今年も「節電の夏」と言われていますが、節電効果を高めるのであれば、こんな選択は如何でしょう。

トップバリュ共環宣言 LED 電球(昼光色)トップバリュ共環宣言 LED 電球(電球色)

節電の第一歩としてよく言われるのが電球の交換です。

一般的に白熱電球より蛍光管、蛍光管よりLEDと消費電力は抑えられる傾向にあります。

という事は家中の電燈をLEDに置き換える事が出来れば、それなりの節電効果は期待できる、という事になるのですが、一方でLED電燈はまだまだ高価で簡単には全交換する事はしにくいと言えるでしょう。

 

そんな市場をにらんでの事でしょうか、イオングループではこの夏に自社ブランド「トップバリュー環境宣言」で取り扱っているLED電球を業界最安値で販売する、と発表しました。

と言っても、流石に直接販売価格を下げる訳にはいかなかった様で、販売それ自体は通常の販売価格798円で販売しますが、イオングループで使える電子マネーカードWAONに、LED電球1個につき200ポイントを付与して販売するとしたのです。

WAONポイントは1ポイント1円で利用する事が出来るので、実質的には通常価格から200円値引いた589円で販売する事になります。

WAONカードはイオングループのスーパー、コンビニエンスストアで利用出来る電子マネーカードになります。お値段は1枚300円です。またおサイフケータイ機能付きのスマートフォンのアプリをインストールすればそちらでも利用が可能です。

LED電球1個購入で200ポイント、ですから、3個買えば600ポイントがたまり、これでまたLED電球が買える事になります。まとめて購入するなら検討してみてはいかがでしょうか。

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