2016年 11月

やはり流行りものは若い子たちから、ですね。

「SNOW」の画像検索結果

今回は最近中高生に人気のあるスマホアプリ「SNOW」を紹介します。

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若い子達の間でスマホの楽しみの一つに自撮りがあります。海外でも自撮りの事は「セルフィー」と言う呼び方をされており、今やスマホも自撮りに特化した機能が搭載されてる事が他機種との差別化につながっています。

snow015例えば従来は200万画素程度程度だった画面の内側のカメラ(インカメラ)を500万~1000万画素のものにする高機能化、手で持って撮影しても多くの友人が入り込む写真を撮影出来るレンズ=広角レンズを採用、更には液晶画面部分を使った撮影時の発光機能等が挙げられます。

SNOWはこうした自撮りをさらに面白くするアプリです。

もっともSNOWは単に自撮りを面白くするアプリ、と言うより、面白写真を友人同士で共有して楽しもうというアプリと言うのが正解の様です。

実際に、利用登録する際にはユーザーアカウントの設定が必要です。独自のアカウントを取得するか、LINEかFacebookのアカウントで利用登録をする事になります。

1465541700261s登録が終わると写真撮影のモードが使用出来るようになりますが、このアプリの大きな特徴が「顔認証スタンプ」と言う物です。これは撮影された顔写真の映像を基にスタンプを設定すると、自動的に配置を考えたスタンプが写真に載るのです。例えば猫や犬のスタンプを選ぶと、目や鼻の位置に合わせて猫の耳や犬の鼻が配置された写真が自動的に作られます。

また複数人の顔が映り込んでいる写真の場合は「顔の入れ替え」や「顔のコピー」した写真も作る事が出来ます。勿論、単純に色味を変える事が出来るフィルター機能もあり、写真の雰囲気を変える事も出来ます。

こうして撮影した写真をSNOWに投稿し、登録した友人に見せて楽しむ事が出来たり、FacebookやTwitter、LINE等の他のSNSに投稿することも出来ます。

コミュニケーションの新しい形として、今後人気が出てきそうです。

 

あなたの携帯もそうなる、かもしれません。

2020年の東京オリンピックまで用意するべきものは沢山ありますが、あまり話題になってない、しかし重要なものの一つに勝者に授与されるメダルの製造があります。

オリンピックのメダルと言えば金、銀、銅の3種類ですが、いずれも金属としては希少性のあるのものばかりです。特に金の場合は金自体が希少性の高い金属、と言う事もあり、基本的には90%以上が銀で作られたメダルに金メッキを施して作られています。

なので金そのもの量は思った程多くなくてもいいと言う事にもなりますが、しかしそれでもそれなりの量を用意する必要はある訳です。

因みに東京オリンピックの組織委員会がオリンピック、パラリンピック両方でどれだけのメダルが必要かを試算した表がありますが、金、銀、銅の各メダルを1666枚、計4998枚を製造するのに金を9996グラム=約10Kg、銀は1232840グラム=約1.2トン、銅は736372グラム=約740Kgが最低限必要、と報告しています。これらの数値はあくまで最低限であり、製造工程のロスを踏まえて考えるとこの4倍の量を必要とする可能性もあるそうです。

そこでこれらの資源を用意する方法として、NTTdocomoは回収した携帯電話からメダル製造に必要な金属を取り出し、これをリサイクルする案を提案しています

実は携帯電話の内部には数多くの種類のレアメタルが使用されており、回収した電話機を分解してこれらを取り出せばかなりの量の資源がリサイクル出来る、と言う事になります。実際、2008年に独立行政法人物質・材料研究機構が試算したデータによると、日本の都市鉱山に存在する金の送料は6800トンにも及ぶ、と言われています。この量は全世界の現有埋蔵量の約16%に相当する事になります。

AppleのiPhoneも動画で紹介しているロボットを使って、回収した旧型機を上手に分解しています。

docomoでは年間に300万台の携帯電話を回収しており、これが800万台分集まれば組織委員会が試算する金、銅の量を十分に賄う事が可能、と試算しています。

しかし一方で、使えなくなった携帯電話をいつまでも持っている人、と言うのも意外に多くいるのも事実です。カメラだけ使えるから、ワンセグが使えるから、と言う様に電話機として使えなくてもほかの機能が使えるから手放さいと言う人もいますし、保存されている写真や動画を見る為に持っている、と言う人もいます。

こうなるとメンタリティーの問題になりますが、さてオリンピックを名目にどれだけ電話機が回収できる事でしょうか。

いよいよ本番です。

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4年に1回行われるアメリカ大統領選挙は日本時間で11月9日午前10時から開票速報が始まります。

この様子はインターネットを通じてライブ配信されますので、日本でもその様子を見る事が出来ます

ところで、アメリカ大統領選挙では集計を簡便に行える「電子投票システム」が導入されています。

アメリカの選挙では以前から機械式の投票装置があり、古くから使われているものとしては紙に穴をあけるパンチカード方式、鉛筆で所定の枠を塗りつぶすマークシート方式、複数のレバーのついた機械に対して投票者が投票したい候補者のレバーを下げて投票するレバーマシン方式がありましたが、2000年の大統領選挙以降、急速に普及したのがコンピュータを使う電子投票方式です。

電子投票の場合、パソコンの画面やタッチパネルに候補者が表示され、ダイヤルを回したり、ボタンを押したり、タッチパネルで直接タッチする事で投票情報を集計し、いち早く選挙結果を出そうとするものです。

2002年の投票制度改正法によって電子投票の普及に拍車が掛かりましたが、しかし一方でこのシステムは以前からその正確さに疑問を持たれる事が多くありました。

特に投票システムが簡単にハッキングされる事は2015年にも指摘されていますが、今回の大統領選挙を前に更にその警鐘を鳴らす動画が公開されています。

この動画は俳優のザッカリー・クリント氏(TVドラマ「HEROES」や映画「STRATREK」シリーズにも出演している有名俳優)が出演し、電子投票システムの不正の可能性を訴えるものですが、中でも注目なのは電子投票システムに使われているコンピュータがWindowsXPで動作するものであり、これは14年4月以降セキュリティパッチの提供がされてない、セキュリティ上問題のあるもの、と指摘している点です。

実はこのシステムは2000年のブッシュ対ゴアの大統領選挙でフロリダ州での票の数え直し事件が起きた事を契機に刷新されたもので、上記の投票制度改正法のきっかけになったものでもあります。しかしそれから16年もたった今に至るも、当時と同じシステムが未だに使い続けられている、と言う指摘は正直信じがたいものです。

とは言え、トランプ候補は以前から「選挙は不正が行われている、自分の当選したら選挙を信じる」と言ってますし、共和党支持者の多くは電子投票に不正があると思ってるそうです。

果たして今回の大統領選はどんな結果になるでしょう。

ついに恐れていた日が来てしまいました。

11月2日、docomoはiモードケータイ、いわゆるガラケーの出荷が11月~12月の間に終了することを発表しました。

販売店の流通在庫はまだ販売しますが、これがなくなると新規でのiモードケータイの入手は出来なくなります。

これは昨年より言われ続けてきている事ですが、iモードケータイを製造する上で必要になる部品が調達できなくなってきており、2017年春には完全に生産が出来なくなると言われてきました。しかし今回、年内の出荷終了により当初予定より半年ほど早くガラケーの終了を見る事になった、という訳です。

ただ、iモードのサービス自体は使用出来る電話機がまだあるので、これは終了しません。

docomoは今後、従来のガラケーユーザーに対しては、android OSで動作する2つ折りケータイ、いわゆる「ガラホ」と呼ばれる電話機を提供してく方針となっています。

現在、携帯各社はガラケーユーザーのスマホ、もしくはガラホへの移行を促す様な方策を沢山打ち出しています。

ガラケーからスマホに切り替えるユーザーに対しての特別な割引をしたり、ガラケーで使用している電波の帯域整理を始めたり、とやり方は色々ですが、総じてガラケーユーザーの退路を断つ様な方策です。

やはりこれは携帯会社としては現在使用している第3世代(3G)通信と第4世代(4G)通信の一元化をなるべく早く実施したい思惑があるのでは、と思われます。ガラケーの出荷終了でますますこの勢いが加速しそうです。

 

注意してないとやってしまいそうな子供は多そうです。

Youtubeの動画を真似て、ノートが黒焦げになった、こんなニュースが話題になっています。

これは人気Youtuberの「水溜りボンド」さんが10月19日に投稿した動画『電子レンジでノートをチンしたら文字全部消えて無限に使える!!』を見た男の子が真似をして、自分のノートを電子レンジに入れてチンしたところ、文字が消えるどころかノートが黒焦げになってしまった、という事件が発生し、この子のお父さんが警鐘を込めて自身のブログに10月26日に投稿した事で公になり、元の動画を投稿した「水溜りボンド」さんもこれを受けて当該の動画を削除、代わりに謝罪動画を投稿しました。

↑実際に黒焦げになったノート

まず今回の動画ですが、元々この動画は熱によってインクが無色化する「フリクションボールペン」を使ったものです。つまり動画をよく見て理解しているなら、なるほどそうなるね、と理解できる内容であったと思えるのですが(現在は動画そのものが削除されているので、内容のほどはうかがい知れません)、件の黒焦げノートの場合、おそらく鉛筆かシャープペンシルを使って記述したノートをレンジに入れてチンしてしまったのでは、と思えるのです。

鉛筆やシャープペンシルの芯の主成分は黒鉛と粘土ですが、黒鉛は600℃位、粘土は中に油が入ってる場合は油自体が200~230℃で発火しますから、レンジの熱で簡単に燃える寸前まで持っていく事は出来る訳です。

またフリクションボールペンは60℃位の温度で無色化するので、レンジでチンするにしてもそれ程の出力は必要ないと思われます(イーストの発酵モードとか熱燗、牛乳を温める等のモードでいいはず)が、黒焦げノートはどうやら600wで3分程度加熱したらしく、これでは結構な高出力だった、故に黒焦げになってしまった、と思われます。

このような事件が起きると、一見して無責任な動画を投稿してるYoutuberの方に非がある様に聞こえますが、実はこれ、親御さんの方にも少なからず非があります。

ご存じない方も多いですがYouTubeの利用規約には「本サービスは13歳未満の子供による利用を意図していません。あなたが13歳未満の場合、YouTubeウェブサイトを利用しないで下さい。」との記述があります。

つまり中学生以下の子供にはYoutuber動画の視聴をさせるのは好ましくない、と言う事になります。勿論親と一緒に見ればその点は多少軽減はされるでしょうけど、「動画を見せないと泣き止まないから」とスマホやタブレットを子供に渡して勝手にYoutube動画を視聴させておく親御さんも少なからずおり、しかしこれも本来の利用規約からは外れている、と言う事になるのです。

この辺も踏まえ、改めて子供とネットの接し方は考える必要がありそうです。

 

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