2015年 5月

パスワードを覚える手間がだんだん減りそうです。

image

先日、docomo、au、ソフトバンクの各社が6月以降に発売する新しい携帯電話の発表会を行いましたが、そのうちの1機種、docomoのスマートフォン「ARROWS NX F-04G」には、世界で初めて『虹彩認証システム』が搭載されました。

虹彩とは個人の目、瞳孔の周りの色のついた部分のことを差し、虹彩は人によって色、形が異なる事から個人識別が出来るので、これを使って登録ユーザーか否かを判別のが虹彩認証と言う事になります。

最初に使用者の虹彩情報を画面右上の専用センサーを使って認識、登録をしておき、ロック解除の際には起動>画面を見るだけで解除されるという事になります。

更にF-04Gは虹彩認証とパスワードマネージャーを連携させる事が出来、例えばオンラインショッピングでのユーザーIDやパスワードの入力をする際に虹彩認証の画面が表示され、ここを見つめる事でID、パスワードが自動入力出来る様になります。

これまでこうした生体認証には主に指紋が使われてきました。現在でも富士通のARROWSシリーズ(旧モデル)やiPhone5s/6、Galaxy S6にはいずれも指紋センサーが内蔵されており、本体のロック解除やショッピング利用に際しての個人認証に使われています。

こうしたパスワードに頼らない個人認証はFIDOと言う専門の業界団体が発足し、普及が加速しています。この夏登場のWindows10でもこの方式がサポートされる事になりました

これまでは各社まちまちだった認証システムも、今後は業界統一規格のものが出てくるでしょう。ますますパスワードを覚える必要はなくなりそうです。

各キャリアの今後のガラケーへの対応が出揃った、と言う感じでしょうか。

image

5月13日にはdocomo、14日にはau、そして19日にソフトバンク、と携帯3社がそれぞれこの夏に発売する新機種、新サービスの発表を行いました。

4月中旬に報じられた「2017年でガラケーの生産終了」と言うニュースを受け、各キャリアがどういう反応を見せるのかも大きな注目ポイントだったと思いますが、docomoとauはいずれも『スマートフォンのOSを乗せたガラケー』を出して、今後もガラケーの供給を続ける事を打ち出しました。

auは既に今年の春モデルとしてAndroid OSで動作するガラケー『AQUOS K SHF31』を発表していましたが、この夏にはその後継機種になる『AQUOS K SHF32』が投入されます。最大の特徴はVoLTE(ボルテ)と言うサービスが利用出来る様になる点で、対応機種同士だと非常にクリアな音声通話が出来る様になります。またスマホの様に無線LAN(Wi-Fi)への接続が出来たり、他のパソコンやタブレット端末のネット接続の中継機能がある等、スマートフォンに近い使い心地を再現しつつ、料金プランでは従来のガラケーに近いプランも利用出来る等、だいぶ自由度の高いモデルになっています。

一方docomoは『ARROWSケータイ F-05G』と『AQUOSケータイ SH-06G』の2機種をこの夏モデルとして発表しましたが、いずれもAndroid OSで動作するガラケーながら、高速のLTE通信非対応、Wi-Fi通信非対応、アプリの追加も不可(ただしLINEだけはインストール/アップデート可能)と、こちらは逆に従来のガラケーとの差異があまりない携帯電話にまとまっています。なお、料金プランは従来のガラケー用のプランが使えます。

そして最後に発表会をしたソフトバンクですが、こちらからは新型ガラケーの発表はなく、しかも宮内社長からは『本質的にはガラケーは必要ない』と言う衝撃的な発言も出てきました。

ソフトバンク自体、自社ユーザーの大半がiPhoneユーザーである事もあり、従来型のガラケーユーザーの比率が他キャリアに比べて低いキャリアではありますが、社長の方針としてスマートフォンの普及を進めていくと言う事になりそうですから、ソフトバンクのガラケーユーザーは将来的に少々厳しくなってくるかもしれませんね。

これであのわずらわしさから解放、でしょうか。

150317slimwindows10.jpg

さてWindowsの次のバージョン「Windows10」がこの夏に発売される、と言う事で今はカウントダウン状態になってきていますが、これについて、いろいろと新しい情報も発表されています。

Windowsと言えば、毎月第2火曜日以降になると機能修正の為のパッチソフトが大量に配布され、これが原因でいつまでたっても電源が切れない、って問題が発生する事がこれまでの通例でした。

がしかし、この夏にリリース予定のWindows10からはこの修正パッチソフトの配布を月1回の定期配信から、重要なものはその都度配信する方針に変更する事になるそうです。

ユーザーはWindows10の設定でこのパッチソフトを逐次ダウンロードするか、重要な更新が不定期にセット配信されるタイミングまで待つか、の選択が出来ると言う事になるそうです。

この話はWindows10についての話、なので、8.1以前のユーザーには基本的には無関係のようです。

2015年5月
« 4月   6月 »
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031