2014年 9月

神戸の傷ましい事件があった後だけに、より注目度も増してしまいそうです。

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9月30日にNTTドコモは、この冬から来年春にかけて発売する新型携帯電話の発表会を行いました。

内容はスマートフォン7機種を含む全16機種になりますが、中でも今回目新しいのは子供用のスマートウォッチ「コドッチ」でしょう。

上記の写真でもお分かりの通り、完全に普通の腕時計スタイルになっており、使い方も腕時計としてそのまま使用できる他、メールの受信、定型文メールの送信が出来、更に温度計や湿度計のセンサーも内蔵されており、子供が現在いる環境がどのような状況か、親の使用するスマートフォンにフィードバックされる様になっています。

更に「見守りサーチ」と言う機能を使うと、近くにいる場合はBluetooth機能で親の近くにいる/いないを知る事が出来、検知出来ない距離に離れた場合はスマートフォンに警報が出る様になります(因みにBluetoothの電波は5~10m程度しか飛ばない程、非常に低出力です)。

有料オプション「イマドコサーチ」も使えば、外出時/遠くにいる場合でも、GPSを使って子供の現在位置が親のスマートフォンに連絡される様になっています。

AppleWatchをはじめ、今年から来年にかけては大人用のスマートウォッチが各種発売されますが、それらを横目に見ている子供にはこんな腕時計も人気が出るかも知れません。

もっとも今の子供に人気なのはこんなスマートウォッチよりも「妖怪ウォッチ」なのでしょうけど。

やはり今年もお祭り状態ですね。
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9月10日未明に、アメリカApple社は新しいスマートフォン「iPhone6」と「iPhone6Plus」、そして腕時計型携帯端末「Apple Wotch」を発表し、iPhoneについては今週末の19日から発売と報じました。

これを受けて、携帯キャリア各社は12日16時から予約の受付を開始しましたが、日本ではdocomo、au、ソフトバンクと3キャリアがiPhoneを取り扱う事情もあり、予約開始直前まで料金プランや下取り価格が発表されないままになるなど、各社の激しい鞘当てが伺えます。

今回の新型iPhoneですが、もっとも注目されている機能は新しい電子決済方法のApple Pay(アップルペイ)と言われています。
これはiPhoneにクレジットカードの情報を登録しておき、専用の決済機にiPhoneを近づけると無線通信でカード情報が送信され決済が完了する、と言うものです。
これだけ聞くと、日本のおサイフケータイと何ら変わらない様に聞こえますが、実はこうした「携帯電話をかざすだけで金銭の決済ができる」と言うのは、海外では日本ほど普及していないのです。
理由はいくつかありますが、ひとつは日本と海外での携帯電話の売り方の違いがあるかと思います。
日本の場合は電話機本体の販売はキャリアを通じて通信契約とセットになっており、キャリア主導のサービスが充実していますが、海外では電話機と通信契約は個別になっており、その為、電話機側にもキャリアに依存した機能やサービスは付加されずに販売しています。
故にキャリア主導で新しいサービスを積極的に導入するような事もなく、おサイフケータイ様なサービスも普及していない、と言うことなのです。
しかし、全世界的に普及しているiPhoneの様なスマートフォンがこの仕組みを導入する、となると、一気に普及する可能性もあります。しかしその場合、日本のおサイフケータイとApple Payは使用している機能が若干異なる為、おサイフケータイでは対応出来ない事になります。
これも、ガラパゴス化している日本の携帯電話事情のツケってことでしょうか。>

今やスポーツ観戦もハイテクの時代、ですね。

東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地は宮城にあるコボスタ宮城スタジアムですが、9月8日からこの球場内の客席用に無線LAN接続が出来る機能が用意され、専用のコンテンツ「At Eagles」が提供される事になりました。

コボスタ宮城スタジアムは28000人の観客を収容出来ますが、この全ての客席でIEEE802.11acという、最新の無線LAN環境が使用出来る様になる、と言うのです。

そして接続したネットを介して、楽天イーグルスの製作する独自コンテンツを配信し、観客に楽しんでもらおう、と言うのです。またパ・リーグでは試合の様子をインターネットを通じたライブ放送「パ・リーグ ライブTV」も提供しており、生で試合観戦をしながら選手の細部の様子もライブ中継で見ることが可能になる、と言う訳です。

利用は無料、最初の使用の際に利用規約に同意し、会員登録をする必要があります。

 

こうしたスタジアム限定の配信は他のスポーツ競技場でも行われています。

 

例えば、サッカーJ2の湘南ベルマーレの本拠地、Shonan BMW スタジアム平塚にはスタジアム専用のワンセグ放送局『ベルセグ』が2012年4月からサービスを始めています。

ワンセグ視聴が出来る携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末をスタジアムに持ち込み、受信設定をすると限定放送が楽しめる、と言う訳です。

同様のサービスは浦和ダイヤモンドレッズの本拠地である埼玉スタジアムにおいても「埼スタTV」として提供されています。

スポーツ観戦に行く機会がある方は、その場所でどんなサービスが提供されているか、調べて対応機器を持っていくとより一層楽しめる事になりそうですね。

YouTubeの動画投稿で収益を上げている人の事を「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ぶそうですが、これからはそうした方がもっと増える、のでしょうか。

9月1日から、日本、アメリカ、メキシコ、オーストラリアのYouTubeに新しく視聴者ファンディング(寄付)という機能が追加されました。

これはYouTubeの動画を見た人が投稿者に対して、任意の額の「寄付金」を送る事が出来る機能です。

例えば、視聴した動画が面白い、と思ったり、価値がある、と思った方は動画画面内のハートマーク(上図の様に動画の左上に表示される)をクリックする事で任意の額を指定し、その投稿者にお金を払う事が出来るのです。

支払いにはYouTubeにログインした状態で、Googleウォレットに登録した支払い方法を使い支払いが可能になります。

また投稿側もこの寄付金を受け取る用意をする必要がありますが、そのためにはいくつかの条件があります。この条件をクリアしておかないと投げ銭は受け取れません。

また寄付金に関しては1回あたり22円+寄付金の5%をYouTubeが寄付金として徴収する事になっています。例えば100円の寄付金の場合、5%は5円になるので、22円+5円=27円がYouTubeの手数料になり、残り73円が投稿者に支払われる事になります。

 

ちなみに、日本で最も稼いでいるYouTuberは「HIKAKIN(ヒカキン)」という方ですが、彼の場合はYouTubeの広告収入で生計を立てています。

もちろんそこまでに至るにはそれなりの苦労もあったでしょうけど、今やそうした収入でも生きていける時代になった、というのはすごいですね。

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