今やスポーツ観戦もハイテクの時代、ですね。
東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地は宮城にあるコボスタ宮城スタジアムですが、9月8日からこの球場内の客席用に無線LAN接続が出来る機能が用意され、専用のコンテンツ「At Eagles」が提供される事になりました。
コボスタ宮城スタジアムは28000人の観客を収容出来ますが、この全ての客席でIEEE802.11acという、最新の無線LAN環境が使用出来る様になる、と言うのです。
そして接続したネットを介して、楽天イーグルスの製作する独自コンテンツを配信し、観客に楽しんでもらおう、と言うのです。またパ・リーグでは試合の様子をインターネットを通じたライブ放送「パ・リーグ ライブTV」も提供しており、生で試合観戦をしながら選手の細部の様子もライブ中継で見ることが可能になる、と言う訳です。
利用は無料、最初の使用の際に利用規約に同意し、会員登録をする必要があります。
こうしたスタジアム限定の配信は他のスポーツ競技場でも行われています。
例えば、サッカーJ2の湘南ベルマーレの本拠地、Shonan BMW スタジアム平塚にはスタジアム専用のワンセグ放送局『ベルセグ』が2012年4月からサービスを始めています。
ワンセグ視聴が出来る携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末をスタジアムに持ち込み、受信設定をすると限定放送が楽しめる、と言う訳です。
同様のサービスは浦和ダイヤモンドレッズの本拠地である埼玉スタジアムにおいても「埼スタTV」として提供されています。
スポーツ観戦に行く機会がある方は、その場所でどんなサービスが提供されているか、調べて対応機器を持っていくとより一層楽しめる事になりそうですね。