10月1週のトピック

このサイズ、この性能で、この価格、だったらそれは人気が出るかもしれませんね。

9月末に発表されたGoogleの新しいタブレット端末「Nexus7」は非常に好評化を持って受け入れられており、ネット通販による先行販売では当初注文後3~5日で発送と表記してあった物が、今では「出来るだけ早く発送」と曖昧な表記に切り替わってしまい、注文しても商品がまだ来ない、なんて状態になっています。

 

一方、Nexus7は10月2日以降は家電量販店でも購入出来る様になり、主な販売店はヨドバシカメラ、ビッグカメラ、ベスト電器、エディオン、ジョーシン、ケーズデンキ、コジマとなっています。

この近隣ではやはりケーズデンキが有望そうですね。

 

さてNexus7が注目されている理由はいろいろあります。

一つには大きさ。タブレットの人気No1と言えばAppleのiPadですが、こちらは9.7インチの液晶画面と言う事もあり、男性が持つならともかく女性が持つのにはいささか大きい、重い、と言われてきました。その点Nexus7は7インチサイズで重量は335gとiPadのほぼ半分程度の重さなので、女性でも片手で持てる大きさ、重さと言えるのです。

そして性能ですが、タブレット端末として最先端の性能を持っていると言えるのです。

処理力の要になるのはCPUですが、Tegra3というクアッドコア(コアが4つ)CPUが使われています。ちなみにiPadの方はデュアルコア(コアが2つ)なので、1サイクルあたりの作業数は4コアなら4つ、2コアなら2つになり、単純計算でも倍の処理能力になるのです(注:実際にはコア数と仕事処理能力は必ずしも正比例はしないので、コア数が倍だと必ず処理能力も倍になる、と言う事はありません)。

また液晶画面は1280x800ピクセルのISPパネルを使っており、これも細かい部分までよく読める、高性能な液晶画面と言えます。安価なタブレットは解像度が低かったり、従来型の液晶パネルだったりと、思ったほど綺麗な表示にならなかったりするのですが、Nexus7ならそうした心配もありません。

そして、ここまでの性能を持った他社製のタブレットだと、一般的には販売価格は4万円前後はする物なのですが、それが19800円(通常販売価格)なのですから誰もが驚くわけです。

もっとも19800円で販売する為なのか、このNexus7には一般的なタブレットにはある外向きカメラやSDカードスロットがありません。

記憶容量も16GBとなっているので、あれもこれもとデータやアプリを詰め込んで利用するのには向いていません。普段見聞きするデータだけを持ち出す程度に留めておけば十分な使い方が出来るかと思います。

なお、こうしたタブレット端末はパソコンの代わりには使えません。そういう用途を考えている方は要注意です。

また全てのサービスを利用する為にはGoogleのアカウント(Gmailのアドレス登録の際に作ったもの)が必要です。

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