裏面デザインが決まったら、今度は表面を作成してみましょう。
宛名面作成の1 差出人情報を設定
最初に差出人情報を設定します。
この設定は同一の差出人情報を使う表面全てに反映します。
1・はがきデザインキットを起動します。
2・2・はがきの向きを縦または横で選びます
3・あて名面作成をクリックして、宛名面作成画面を表示させます。
4・差出人登録・あて名面設定のボタンをクリックします。
5・「新規作成」ボタンをクリックします
6・差出人情報を入力します。
一般的には氏名、郵便番号、住所が入力出来ればよいでしょう。
郵便番号を入力して「郵便番号から住所を検索」をクリックして町名まで自動入力させる事が出来ます。
また住所の欄は「市区町村」「番地等」が1行に表示されてしまい、長い住所の場合は分かちにくい構造になっています。
住所が長い場合は「建物名」の欄を使って分かち書きをすると後で上手く配置が出来ます。
7・入力が終わったら「保存して次へ」ボタンをクリックします。
8・表面のレイアウトを決めます。
文字の位置、大きさはマウスで調整が可能です。
尚、はがきデザインキットではあて名面に使えるフォントは「AR明朝体U」、「AR祥南真筆行書体M」、「AR顔眞楷書体H」の3種類だけとなっています。
パソコンにこれ以外のフォントがインストールされている場合でも、この3書体以外を選ぶ事が出来ません。
調整が終わったら「保存して次へ」ボタンをクリックします。
9・「OK」ボタンをクリックします。
10・「住所録に戻る」ボタンをクリックして戻ります。
宛名面作成の2 宛名情報を入力
実際に年賀状を送る相手の情報を入力します
1・「あて名新規追加」をクリックして入力画面を表示させます。
2・送り先の住所、氏名を入力します。基本的には差出人の入力と同じです。
3・入力が終わったら、続けて入力する場合は「保存して新規追加」ボタン、もう入力する送り先がない場合は「保存」ボタンをクリックして終了します。
4・年賀状の送り先に使える宛先一覧が出来ました。
完成したあて名面/文面を印刷してみよう
いよいよ印刷になります。
まず、はがきデザインキットではあて名面(表面)と文面(裏面)の印刷は別々に行う事になります。
つまり、あて名面を印刷したら、そのはがきを今度はひっくり返して裏面の印刷を行う事になるのです。
1枚のはがきで2回印刷する事になりますね。
印刷するときの注意として、プリンタの給紙方法と実際の印刷向きを確認しておきましょう。
プリンタによって用紙の給紙方法が異なるため、当然ながら印刷物の向きも異なります。
↓背面給紙の例 |
↓前面給紙の例 |
テスト印刷をして用紙の上下と裏表に間違いがない事を確認してから印刷するようにしましょう。
テスト印刷に際しては古いはがきを使う方もいますが、安く済ませるならA4コピー用紙を1/4に切ったA6サイズの紙を作り、これを使うとだいたいはがきと同じ大きさになるので大凡の印刷した状態を確認する事が出来ます。
またその際にはテスト印刷用紙に「上」「下」「表」「裏」と予め書いておくとよりわかりやすいと思います。
更に印刷の枚数によってはインクが足りなくなる場合もあります。
一般的にプリンタのインクはA4用紙に印刷テストの共通パターンを使って印刷した場合に概ね300枚程度の印刷が出来る、と謳っています。
単純に考えて、A4用紙の約1/4の大きさになるはがきですから、片面だけなら計算上は1200枚、両面なら計算上600枚程度は印刷出来るはずですが、あくまで満タン状態での印刷枚数の目安なので、これまで印刷してきた枚数も加味するとけして計算通りにはいかないと思います。
この事も踏まえ、インクは念のため、呼びを用意しておいた方がいいです。
あて名面の印刷
2・「あて名面の印刷」をクリックします
3・「レイアウトを確認する」をクリックして実際に印刷された時の状態を確認します。
4・実際に選択したあて名を現在しているレイアウトで印刷するとこうなる、という見本一覧が表示されます。
ここでレイアウトに問題を見つけた場合は「あて名面レイアウト一括設定」でレイアウト面を設定しなおす事が出来ます。
5・問題が無い様なら「印刷」ボタンをクリックし、注意書き面が表示されたら「印刷に進む」をクリックして先に進みます。
6・印刷のウィンドが開きます。
「プロパティ」ボタンをクリックして、印刷用紙サイズを「はがき」に設定して印刷します。
文面の印刷
1・印刷したい文面のファイルを呼び出します。
2・「印刷する」ボタンをクリック、注意書き面が表示されたら「印刷に進む」をクリックして先に進みます。
3・印刷のウィンドが開きます。
文面の場合、フチ無印刷をする場合は「プロパティ」ボタンをクリックして、プリンタの機能を使ってフチ無印刷を設定します。
また印刷枚数は「部数」の項目を調整します。
4・印刷設定が終わったら「OK」ボタンをクリックして印刷を始めます。