2月3週のトピック

色々な意味でカウントダウンが始まっています。


先日、Microsoftは2月末にバルセロナで開催されるMobile World Congressにおいて、Windows 8 Consumer Preview(コンシューマープレビュー)を発表するイベントを開催する、と発表しました。

コンシューマープレビュー、とは一般向けの公開ベータ版、という事になります。
昨年秋にはWindows8のDeveloperPreview(デベロッパープレビュー、開発者向けベータ版)が公開されましたが、こちらは開発者向けアカウントを持ってないとダウンロードできませんでした。

今回は一般向けのベータ版なので、より多くの人がダウンロード出来、使用した感想をMicrosoftに報告する事で製品版に反映させる事が出来ます。

Winidows8と言えば、2/4に中国のwebサイトにWindows8ベータ版のスクリーンショット、つまり動画画面のデータが公開され、これが話題になっています。

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問題の部分は画面の左下、これまでのWindowsには必ずあった「スタート」ボタンが、このWindows8ベータ版のスクリーンショットにはないのです。

Windows8では従来のスタートボタンのあった付近にマウスカーソルを移動させると、Windows Phone(右写真)で採用されたユーザーインターフェイス「Metro(メトロ)」に似たメニュー画面が表示され、これが従来のスタートメニューの代替になる、という事らしいのです。

また、Windows8の操作全体をこのMetro方式のインターフェイスに変える事も出来、これによってタブレット型のWindowsマシンでもWindows8を利用し易く出来るのだそうです。

こうした情報が頻繁に出て来る様になるとWindows8の発売開始ももうすぐか、と浮き足立ちそうですが、通常はConsumer Previewが発表されたら、それが製品版になって販売開始するまでには早くて半年はかかりますので、8月~9月位がWindows8の販売開始、という事になるでしょうか。

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(↑こちらはWindows8 DeveloperPreview版の画面)

今年4月にメーカーサポートが終了するWindows Vistaユーザーは勿論、2014年まではメーカーサポートが提供されるWindowsXPユーザーも、Windows8の登場でインターネットエクスプローラー10が出た場合は、Gmail等のサービスが利用出来なくなる危険があります(これはGoogleが自社のwebサービスのIEでの利用を、現行から1代前のバージョンまでしか保証しない、とする方針を決めているため。IE10が登場した場合、GoggleのサービスはIE10と1代前のIE9までしか利用出来ない事になり、IE8までしか利用出来ないXPではそのままではGoogleのwebサービスが利用出来なくなります)。

Vistaユーザーは元より、XPユーザーも次の事を検討するカウントダウンが始まってますよ。

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