3月2週のトピック

これからは知らぬ間に新しくなっている、って事でしょうか。

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インターネットのwebページ閲覧に使っているwebブラウザですが、技術革新の速さはブラウザの仕様も凌駕する勢いで変化しています。

それに対応する様に、最近のメジャーなwebブラウザには自動でソフトウェアをアップグレードする機能が備わっています。

Googleのwebブラウザ「Chrome」やマルチプラットフォームブラウザの先駆者的存在の「FireFox」には数か月おきに自動的に自己のソフトウェアをバージョンアップする機能が備わっており、ユーザーにはそれを意識させる事なく、常に新しいサービスに対応出来る様に対策が取られている、というわけです。

この機能が3月中旬からマイクロソフトのwebブラウザ、つまりWindows標準のwebブラウザでもあるInternet Explorer(IE)にも採用されます。

対象になるのは次のユーザーです。

・IE6/IE7を使っているWindowsXPユーザー(サービスパック3適応済みの場合いのみ)

>自動アップデートによりIE8へ

・IE7/IE8を使っているWindows7/Vista(サービスパック2適応済みの場合のみ)

>自動アップデートによりIE9へ

 

これにより、今までアップデートに関心がなかったユーザー、アップデートを無視してきたユーザーも好むと好まざると最新のIEを使用する事になります。

もっとも、Windows Vistaのユーザーは来月4月にはマイクロソフトからのサポートが打ち切られて、結局Windows7への乗り換えをしなければならりませんし、XPユーザーも今年中にwebブラウザをIEからFireFoxやChromeに乗り換えざるを得ない状況になるでしょう(Windows8が登場し、IE10が登場すると、Googleのwebサービスは当代と1代前のIEしかサポートしなくなる、とされているので、IE8までしか使えないXPユーザーはGoogleのwebサービスが使えなくなるのです)から、この利益を享受出来るのはWindows7ユーザーだけになるかも知れません。

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