1月4週のトピック

電子書籍が一般化した未来を先取り、でしょうか。

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去年末から急速に電子書籍市場が活性化しています。特に日本ではこれまで電子書籍市場はハードウェアは出てきても十分に利用出来る販売サイトがない>結局ハードウェアが売れない>サービスも尻すぼみ、という悪循環が絶えなかったのですが、それを逆転出来る可能性を持ったAmazon.co.jpの電子書籍端末「Kindle」シリーズが登場し、更にこれまで電子書籍には縁もなかった楽天がカナダの電子書籍サービス「kobo」と提携し、専用の端末「Kobo Touch」を販売開始しています。

つまり書籍も電子化の波が大きくなり始めた、という事ですが、それを突き詰めた未来はこうなるんじゃないか、と言う様な施設がアメリカに登場しました。

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テキサス州サンアントニオに新しく建設される公共図書館「Biblio Tech(ビブリオ テック)」は蔵書の全てを電子化しており、管内での閲覧には設置された数十台のパソコンを使用、貸し出しに際しては電子書籍リーダーに書籍データをコピーし、これを2週間貸出してくれるのだそうです。

なんかこんな話を聞くと電子書籍リーダーを返してもらえないのでは、と思うかもしれませんが、貸し出しに関しては住所氏名を確認して貸し出すので問題はなし、また電子書籍リーダーは2週間で内蔵電池が切れて使えなくなってしまうので持っていても無意味になる、だからそのような心配は無いのだそうです。

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因みにこの図書館、オープンは今年の秋だそうで、もちろん「紙の本を持たない図書館」として世界で第1号になる予定だそうです。

なんだか本当に未来はこんな感じになりそうな気がしますね。

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