また一歩、未来に近づきましたね。
Googleは2月22日、予てからテストをしていたメガネ型ウェイラブルコンピュータ「Glass」を年内に1500ドル以下で販売する事を発表しました。
この装置はメガネの弦の上に小さなレンズの様なものとそれにつながる細長い箱状の機器が付いているだけの不思議な形をした装置です。
これをメガネの様にかけていると目の前にインターネットを通じた様々な情報が投影され、それこそ携帯電話やスマートフォンの様なデバイスを手にすることなく、情報を自由に利用する事が出来る、という代物です。
実際に装着したらどんなふうに見えるのかは既にいくつかのwebサイトで紹介されています。
こちらはYouTubeの動画で紹介されているもの。
写真で紹介されてるものもあります。
ありがちな時計とカレンダーの表示や
ルート検索
視界に入ったものをネットで検索したり
写真撮影や動画撮影も
翻訳の機能やメッセージの送受信も出来るんだそうです。
写真では画像の真ん中に情報が映り込むように見えますが、実際には視界の隅に小さく表示されるので肉眼の視界への影響は小さいですね。
基本的な操作は音声で操作が出来ますが、本体部分をタッチしても操作が可能です。
宅内での利用には無線LANを使用しますが、屋外での通信には無線によるコネクション設定をしたスマートフォンを利用し、これにより場所を選ばずに利用出来る様になります。
こうした「身に着ける」電子デバイスは今ITメーカーが注目しているデバイスの一つです。
iPhoneを製造しているApple社も腕時計型デバイスの試作品を作っていると噂されています。
タブレットやスマートフォンの様に一昔前のパソコン並みの性能を持った小型デバイスが世に出てきて4、50年前の夢物語が現実化してる、そんな思いがする今日この頃です。