先週末からは世間はずーっと新型iPhoneの話題ばかりでしたね。
新型いPhoneの話題で埋没してしまいましたが、実は先週はドイツで国際家電製品ショー「IFA2013」が開催されていて、次世代の新商品がいろいろ展示発表されていました。
中でも注目されたのがSONYの新しいデジタルカメラとサムスンが発表した腕時計型情報機器です。
こちらがSONYの新しいデジタルカメラ「DSC-QX100」です。
交換レンズではありません。これで単体としてカメラとして写真撮影が出来るのです。
本体横にシャッターボタン、ズーム<>ワイドの切り替えレバー、蓋を開ければメモリーカードの挿入口もありますし、底面には三脚に取り付ける為のネジ穴もあります。
SONYのデジカメでおなじみのカールツァイスレンズを搭載し、2020万画素の高解像度で写真撮影が可能です。
このカメラの面白い所は液晶ファインダーを持たないところです。シャッターボタンがあるので単体での撮影も出来ますが、構図を考えながら撮影する場合はスマートフォンと合体させて使用する様に作られているのです。
付属品の合体用アダプタでスマートフォンを挟み込む様に固定し、ここにカメラを固定すると普通のデジカメの様なスタイルになる、という訳です。
スマートフォンにはカメラと連動するアプリをインストールする事で、リモートコントロール撮影が可能になります。撮影済み写真もスマートフォンで即利用が可能になります。
写真ブログをやってる人には利用範囲が広がりそうな1台ですね。日本では10月25日に発売予定、となっています。
一方サムスンから発表されたのは腕時計型の情報機器、「Galaxy Gear」です。
一見してデジタル表示の腕時計ですが、スマートフォンと連動させる事で電話の着信、メールの受信等が通知出来、電話の場合はそのまま音声操作が可能になります。
画面は1.63インチの液晶画面、重量は約74g、時計としては少し大きめです。
ベルト部分には1.9メガピクセルのデジタルカメラが内蔵されているので、写真撮影も可能です。
更に内部には各種のセンサー類、スピーカーも内蔵されており、ヘルスメーターとしての使用も可能です。
連携しているスマートフォンとは1.5m以上離れると自動的にロックされ、近づくとロックも解除されます。スマートフォンを万一紛失した場合でも、こちらの機器から探し出す事が出来る機能があるとの事です。
ベルトとボディカラーの組み合わせで6色のバリエーションがあります。
やはりこちらも発売は10月頃になるそうです。
こうした腕時計型デバイスはスマートフォンメーカー各社が現在色々企画をしているそうで、AppleもiPhoneに連動するスマートウォッチの販売を計画している、という事で、年末にはこうした腕時計型デバイスが人気商品になっているかもしれません。