2014年は基本に戻って、パソコンの基礎的なお話を少しやってみましょう。
第1回はキーボードの操作方法です。
キーボードの基本操作その1 ホームポジションを覚えよう
パソコンのキーボードを両手を使って軽快に捜査している方をよく見かけますが、こうした使い方をしている方々の大部分は「ホームポジション」からキーボードの操作をしっかり身につけ、それに体を慣らしているから出来る事なのです。
ではまず、そのホームポジションとは何か、から勉強していきましょう。
キーボードのホームポジションとは、両手を使ってキーボード入力をする際に理想とされる指の位置を言います。
左右の手、10本の指にそれぞれ専門の守備範囲を決め、これにより余計な手の動きを抑え、かつ迅速に文字入力が出来る様にし、最終的にはキーボードを見ないで文字入力が出来る=タッチタイピングが可能になる、と言う訳です。
今回は第1回目なので一番基本の位置から覚えていきましょう。
キーボードの「F」のキーと「J」のキーに注目指定下さい。
この2つのキーには他のキーと異なり、ボッチやでっぱりの様な部分がついています。
これは手探り状態であってもキーの位置を正確に確認する事が出来る様についてるものです。電話機の5番のキーも同様に小さな突起があり、視覚障害の方でも電話番号が入力出来る様に工夫されていますが、これと同じ発想になります。
では両手の指を伸ばして「F」のキーに左手人差し指、「J」のキーに右手人差し指を置いてみてください。
自然と上図の様に左手小指が「A」、薬指が「S」、中指が「D」、右手中指は「K」、薬指は「L」、小指は「;」に当たるはずです。
この位置がキーボードのホームポジション、になるのです。
因みに親指は何処に行くか、と言うと
ちょうどスペースキーのあたりに来るわけです。
つまり、左右8本の指で文字を入力し、親指でスペースキーを押すことで漢字変換にも対応するという事のなのです。
では実際に指をこの位置に置き、10本の指でそれぞれのキーを押す練習をしてみましょう。
練習なのでWindowsのアクセサリから「メモ帳」アプリを起動させて練習します。