今回から数回にわたって、2011年のカレンダー作成をやってみようと思います。
まず第1回目はカレンダー素材と写真を使った、Wordでのカレンダー作成法です。
<1> Word+カレンダー素材を使う
カレンダーを作る際に一番問題になるのは年、月、日の情報をどうやって入力していくか、と言うのがあります。
一つ一つ手入力していく方法もありますが、流石に12か月365日分をやっていくのは骨の折れる作業です。
そこでそれを解消する方法として、カレンダー素材を使う方法をご紹介しましょう。
この時期になるとインターネットの素材関連サイトには「年賀状」や「カレンダー」に使える素材データが無料でダウンロードできるようになっています。
これを使わせてもらうのです。
今回は(株)エレコムのサイトで紹介している以下の3種類のカレンダー素材を利用してカレンダーを作ってみましょう。
縦書き用素材1 (5.19MB ZIP圧縮) |
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縦書き用素材2 (4.0MB ZIP圧縮) |
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横書き用素材 |
それぞれの素材の右側にある「ダウンロード」のボタンをクリックして圧縮ファイルをダウンロードし、各人のパソコンで展開してください。
そしてカレンダーのオリジナリティを演出するのが、追加の画像です。
この追加画像についてはどんな画像でも使えますが、今回は2011年の干支にちなんでウサギの画像データを20枚ほど集めた物を用意してみました。下記のダウンロードボタンからどうぞ
<2>実際にWordで作ってみる
材料の用意が出来たらWordで実際に作ってみましょう。
1・Wordを起動します。
2・ページ設定を先にしておきましょう。
Word2003の場合
メニューバーのファイル(F)> ページ設定(U)>余白タブで余白を設定します。
今回は上下左右10mm程度にしておくといいでしょう。
また使用する素材に合わせて用紙の向きを縦、又は横に合わせておきましょう。
Word2007/2010の場合
リボンメニュー「ページレイアウト」の項目内にある「余白」をクリックし、「狭い」を選んでおきます。
また使用する素材に合わせて用紙の向きを縦、又は横に合わせておきましょう。
3・最初にカレンダー素材を挿入します。
Word2003の場合
メニューバーの 挿入(I)>図(P)>ファイルから(F)を選び、あらかじめダウンロードしておいたカレンダー素材の1つを選びます。
カレンダー素材は12か月分が各1枚づつ、計12枚の画像データになっています。
挿入したら、テキストの折り返しを「背面」に設定し、配置を調整します。
今回の素材は一杯に伸ばすとA4用紙のサイズにきっちり収まるようになっています。用紙の左上端ぎりぎりから配置して、右下端一杯まで伸ばしておきましょう。
Word2007/2010の場合
リボンメニューの「挿入」>「図」 を選び、あらかじめダウンロードしておいたカレンダー素材の1つを選びます。
挿入したら、テキストの折り返しを「背面」に設定し、配置を調整します。
4・追加画像を挿入します
カレンダー素材の配置が決まったら追加画像を挿入します。
挿入の仕方はカレンダー素材の時と同じですが、こちらの画像は折り返しを設定する際には「前面」を指定します。
こうする事でカレンダー素材と追加画像を両方同時に表示してカレンダーっぽく作る事が出来ます。
折り返しの設定が出来たら、カレンダー素材に合わせて、追加画像の配置、大きさを調整しましょう。
ここまでの作業を12か月分繰り返すと、オリジナルのカレンダーが出来る、と言う訳です。
がんばって挑戦してみましょう。