5月4週のトピック

これを待ってた人も多いのではないでしょうか。

Googleは5月28日からテレビと接続するストリーミングデバイス 『Chromecast』を国内販売する事を発表しました。

アメリカでは既に発売されていたものですが、満を持して日本でも発売開始、という事になります。

ご覧の通り、Chromecastは非常にコンパクトなサイズですが、先端の金色の端子部分を家庭用テレビのHDMI端子に接続して使用します。

これで何をするか、と言うとパソコンやスマートフォンで表示している動画をテレビで視聴出来るのです。対応サービスもYouTubeGooglePlay Movieの他、日本独自のサービスとしてdocomoの「dビデオ」とauの「ビデオパス」に対応します(それぞれ会員登録が必要)。

↑テレビに接続するとこの様な形になります。実際に使用する際にはChromecastの電源が別に必要になります。

同じ名前を持つwebブラウザ「Google Chrome」で表示するwebページをChromecastを介してテレビで表示させるミラーリング機能もあり、これならwebブラウザで表示させるデータは即テレビでも表示させる事が可能になります。

更に動画配信サービス側が独自にChromecastに対応する様にするSDK(ソフトウェア・デベロッパー・キット/開発支援環境)も提供され、未対応の動画サービスもGoogleの認証なしにchromecast対応に仕様変更する事が可能、となっています。

光ファイバーを使ったオンデマンド動画サービスも充実してきた昨今ですが、なかなかテレビで楽しめるサービスは多くなく、またテレビ自体がそうした機能やサービスの拡張が自由に出来にくい機器だったことを考えると、Chromecastは新しい可能性を見せてくれそうな気がします。

因みにお値段は1個4200円。アメリカ版は35ドルという事で、日本版は若干お高いのですが、dビデオやビデオパスへの対応している分の価格差、と思えば納得できるかもしれません。

Google Playや、Amazon、ビックカメラ、ヤマダ電機で購入可能だそうです。

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