10月3週のトピック

Microsoft Officeが変わります。

変わるといってもバージョンアップする、と言うのではなく、販売のためのパッケージングが変わるのです。

Microsoftは10月1日に、今月17日からパソコンにプリインストールするMicrosoft Officeを「Office Premium プラス Office 365サービス」に切り替える事を発表しました。

これまでMicrosoft Officeはパソコン1台にインストールパッケージ1つが添付される形で販売されてきましたが、今後はこのパッケージにプラスしてマルチデバイス対応(iPhone、iPad、Androidスマホ/タブ用Officeの提供)、Microsoft OneDrive 1TB分の容量、Skype(毎月60分無料で世界中の電話に通話可能な権利付き、但し日本の場合は固定電話のみ対応)、Officeのテクニカルサポート権のそれぞれが1年間利用出来る特典付パッケージ、となります(1年後も継続して使用する場合は1年単位での延長パッケージを購入する事になります)

またOfficeのパッケージ販売も「Office365 Solo」というパッケージが登場し、これはWord、Excel、OutLook、PowerPoint(プレゼンテーション資料作成)、OneNote(電子スクラップブック)、Publisher(より高度な印刷物作成)、Access(リレーショナルデータベース)、とOfficeパッケージに含まれるすべてのソフト、プラス上記の特典が全て含まれて1年間有効のライセンスとして販売されるものです(因みに参考価格は11800円)。

この販売方法の転換によって、日本でもいよいよiPadやAndroidタブレットでWordやExcelをバリバリ使える様になります。

日本は従来、Microsoft Officeをパソコンにプリインストールして販売し、特にライセンス登録なしでも利用出来る様にしていましたが、海外では特定の期間だけのライセンスを販売する「サブスクリプション方式」に既に転換されており、それによってiPhoneやiPad用のOfficeも早々に販売する事が出来てたのです。

日本ではライセンス登録のいらない売り切り方式だったせいもあり、携帯端末用のOfficeの展開が遅れていましたが、ようやくそれらが使える様になった、と言う事になります。

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