2月4週のトピック

一般家庭にもロボットが普及する時代の先駆けになるでしょうか。

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テレビCMにも登場し、一般にも認知されてきたソフトバンクモバイルの家庭用ロボット「Pepper」ですが、いよいよ2月27日より初回生産分の300台の販売が始まります。

とはいっても、販売対象はまだまだ開発者向けと言う段階で、14年9月にデベロッパー先行モデル抽選販売を行って、これに落選した人が優先で購入出来る、となっています。また300台の販売内訳はインターネットを通じての販売が270台、ソフトバンク表参道店での店頭販売に30台、と、ネット販売に偏重している事も判ります。

問題は価格ですが、Pepper本体は198000円、これとは別にロボット手続き手数料と言う物が9800円が購入時に必要になります。

そして更に、毎月の通信プランとして「Pepper基本プラン」が14800円x36か月、故障の際のサポートを特別価格で受ける事が出来る保険プランが9800円x36か月、となっていますので、維持運用するだけでも毎月24600円が必要、これが3年続くという事になります。

これだけの維持費がかかるにもかかわらず、Pepperが出来る事は「写真を撮る」「伝言を伝える」「絵本の読み聞かせをする」「献立を提案する」「外部からのメッセージを受信し、それに返信する」と言った、非常に限られたアプリしか現状では使えません。

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これはPepperそのものが現状では人間とのコミュニケーションに重きを置いた設計になっている、と言うのもあるからです。

ソフトバンクショップ表参道店では店頭で接客業務も行ってるそうですが、家庭に入ってそれ以上の仕事は出来るのでしょうか。

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