6月1週のトピック

九十九里にも将来、出来るかも知れませんね。

カドカワ株式会社は27日、地方自治体と連携して各地にネット教育の拠点を開設する「Nセンタープロジェクト」の開始を発表しました。

このプロジェクトは地方自治体と提携して施設の提供を受け、カドカワとドワンゴが開校したインターネット通信制高校「N高等学校」の課外授業を受講出来る様にするほか、プログラミングや職業体験などのキャリア学習センターとしての機能も提供し、これによって地方在住の子供達でも高等教育が受けやすい環境を整備する事が大きな目的となっています。

現在日本では少子高齢化の影響によって、全国自治体の1/4で高校が消滅していると言う現状があります。

その為、高校進学したい子供達の中には都市部の学校までの遠距離通学や学校周辺の寮に入ることになったり、中には高校進学のために家族全員で都市部に引っ越してしまう例もあり、結果的に地方の過疎化が加速したり、都市部との間での教育格差を生む原因となっています。

Nセンタープロジェクト」はITを使ってこの格差を埋めるもの、と言う考えで計画されています。N高校の課外授業アプリを使ってプログラミング講座や文芸小説作成講座、ファッション/パティシエ/ビューティー/ゲーム講座、大手予備校による大学受験講座等の受講が出来、チューターと言う指導補助員も配置して、自学自習の指導を受ける事が出来ます。

ただ、Nセンターは正規の高校としての機能は持っていません。位置付け的には『公営の学習塾』となり、高校卒業の資格を得る為にはN高校か、あるいは他の通信制高校の所定の授業を履修する必要があります。

Nセンターの第1号校は鹿児島県長崎町で7月に開校し、施設には役場の空きスペースをリノベーションしてこれに充てる事になっています。また開校が予定されている群馬県南牧村では古民家を改修してNセンターとして運用するとなっています。

因みにN高校自体は既に今年の4月から開校しており、学生数は全国に千数百名がいます。

学校の本部は沖縄にあり、ここからインターネットを通じて一般の高校と同じ授業を受講出来る様になっています。

日本では通信制の高校は通学を前提とする全日制高校より1ランク下に見られがちですが、少子高齢化、地方の過疎化が進む中ではこうした方法も見直されてくるかもしれません。

実際、大網白里市の白里高校は山武農業高校と統合して大網高校になり、白里高校自体は廃校になってしまいました。「千葉県内の高等学校の廃校一覧」のデータを見ても2000年以降に統廃合された学校は結構な数があります。

子供に良い教育環境を与える、と言う意味でも、父兄としてこうした動きは注目してよいかと思います。

 

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