2013年 11月 25日

家の中で眠っている携帯、有効活用できるかもしれません。

日本通信は11月23日から、「携帯電話SIM」という商品を販売します。

販路によって「イオン版」「ヨドバシカメラ版」「Amazon.co.jp版」「流通版/bマーケット版」と異なりますが、基本的な内容は同じです。

ところで日本通信、と聞くと聞き馴染のない会社ですが、この会社はNTTドコモから通信回線を大口で借り受け、これを小口に再販している通信業者なのです。

こうした自前で通信設備を持たない携帯電話事業者の事をMVNO(仮想通信事業体)と呼びますが、日本通信はMVNOの最王手、最古参の会社なのです。

日本通信はこれまでも色々魅力的な料金プランのSIMカードを販売してきましたが、今回の「携帯電話SIM」は音声通話とSMSに特化したSIMカードになっています。

通常、携帯電話の契約には「音声通話」の契約と「データ通信」の契約の2つがセットになっており、これにより他者との通話も、メール送受信やwebサービスの利用も可能になるのですが、この「携帯電話SIM」ではデータ通信の契約は出来ない事になっています。

つまり、今まではたいして使わなくてもつけられていたデータ通信の契約がない=より安価な通話料金での利用が可能、という事になるのです。

プランは3種類あり、月額基本料金1350円(無料通話分1365円分/約32分の通話が可能)の「プランS」、基本料金2040円(無料通話分2835円分/約76分の通話が可能)の「プランM」、基本料金3895円(無料通話分5250円分/約178分の通話が可能)の「プランL」、となります。

それぞれ無料通話分を使い切ると、プランSでは30秒21円、プランMでは30秒18.9円、プランLでは30秒14.7円の追加料金が発生します。この辺は個々の通話利用頻度に応じて考えるとよいでしょう。

なお、この「携帯電話SIM」には電話機本体は付きません。

なので電話機は別途用意する/解約した古い携帯電話機を使う、等する必要があります。

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