2016年 10月 21日

これならガンコなガラケーユーザーも買い換える気になりますかね。

今週はdocomo、auがそれぞれこの冬から春にかけて販売する新商品の発表会を行いましたが、ガラケーユーザーには注目するニュースが2つありました。

一つはdocomoが自社オリジナルブランドのスマートフォン「MONO」を、1年以上使用する制限を付けながらも一括販売価格を650円と設定して販売する、と発表しました。

これまでスマートフォンを購入するとなると、

通話契約料金+ネット接続基本料金+パケット通信契約料金+本体分割購入代金-月々購入サポート費

という組み合わせで料金を支払う事になっていましたが、大体これで7000円前後の支払いになるのが平均的でした。

MONOも本来はこのような価格設定で購入する事になるものですが(実際、定価は30000円ほどします)、1年以上継続して使用することを前提にした契約にした場合、購入サポートで大幅値引きをし、その結果が650円になる=これなら多くの方が一括で支払える、という訳です。

もちろん、通話契約やパケット通信契約は必要ですが、しかし650円で購入出来るというのは多くの方にとって魅力的ではないでしょうか。

もう一つはLTE接続が出来るガラケー限定で非常に安い料金プランが発表されたことです。

最初に発表したdocomoのプランは、月額1200円で1回5分の通話が無制限に出来る「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と、月額300円~の段階制パケット定額プラン「ケータイパック」の組み合わせです。この組み合わせで契約した場合、最低月額1500円で通話とSMSはし放題、パケット通信は最低の300円で10MBまで、以後は通信量1KBごとに0.03円で追加され、上限は4200円になります。

この契約を実際にする場合はカケホーダイライトプラン(ケータイ)1200円+ネット接続基本料金300円+ケータイパック300円~となり、毎月の最低通信費は1800円~、これに電話機の分割購入代金が加わるので、およそ3000円前後で使用可能、という事になります。因みにカケホーダイライトプラン(ケータイ)はこれ単独での契約も可能になりますが、その場合、データ通信は使用した分だけ支払う従量制になるので、出先では全く通信はしない様にする必要があります。

auやソフトバンクもこれを受けて同様のLTEフィーチャーフォン用料金プランを打ち出してきました。

auは「4G LTEケータイ向けスーパーカケホ」が月額1200円で1回5分の通話がかけ放題、新しいデータ定額サービスは0円から4500円の2段階定額になり、最低料金の組み合わせだとこれにネット接続基本料金300円を加えた1500円から、となります(実際にはこれに電話機代金が加えられます)。

ソフトバンクの場合も「通話定額ライト基本料(ケータイ)」という新しい料金プランが登場し、月額料金は1200円で1回5分の通話がかけ放題に、「データ定額サービス」は0円~4200円上限の2段階定額になります。最低料金の組み合わせはやはりネット接続基本料金300円を加えた1500円~、となります。

いずれもLTE対応のガラケーで使用出来る料金プランになるので、今使っている3G通信用のガラケーでそのまま契約する事は出来ませんが、しかし近々に3G通信は帯域整理などで旧式の携帯電話は使用出来なくなる日も近づいています。

そういえばdocomoはLTE対応らくらくホンを12月に販売開始するそうですから、検討してみてはいかがでしょうか。

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