2011年 7月 19日

便利にはなりましたが、使いすぎには要注意、でしょうか。

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携帯電話のメールには現在主に3種類のメールがあります。

・PCメール

本来パソコンで送受信するメールを携帯でも送受信出来る様にしているもの。

主にスマートフォン向け

・キャリアメール(携帯メール)

携帯電話のキャリアのドメインで送受信出来るもの。

従来からのフィーチャーフォンのメールはこれに当たる。

・SMS/MMS(auの場合はCメール)

携帯電話の番号のみで送受信が出来る短文メール。

SMSは「ショートメッセージサービス」の略。MMSは「マルチメディアメッセージサービス」の略で写真や音声の添付送信が出来る様に拡張されたもの。

さて、SMSやMMSは電話番号だけで短文(100文字程度)のメッセージが送れるので、伝言程度を送信するのには便利な機能なのですが、従来は同一キャリア同士でないとSMSの送信は出来ませんでした。

しかし先週の7/13から携帯各社が提携してSMSを相互で送受信出来る様になったのです。

つまり、これからは他社キャリアの携帯同士でも、携帯番号だけで短文メッセージを送る事が出来る様になるという訳です。

但し、落とし穴もあるので注意して下さい。

今回のサービス内容変更に合わせてSMSの料金も改定され、主要3社の場合、SMS1通につき、送信者に3.15円の料金が課金されます(イーモバイルの場合は送信1通につき2.1円)。

ポイントはパケット料金としてネット接続やキャリアメールと同様に清算されるのではなく、1通いくらという別立ての料金になっている点、料金が送信者にのみ課金される点です。

またDoCoMo、auの場合、この料金は料金プランの無料使用分に含まれるのに対して、ソフトバンクは無料使用分とは分けて請求されます。一方でソフトバンクではホワイトプランを使用している場合はソフトバンク携帯同士ではSMSが無料で送信できます。

更に、サービス改定に合わせてSMSの送信数も制限するキャリアもあります。ソフトバンク、auではSMSの送信料を1日200通まで、と制限しています(auの場合は更に1ケ月合計が6000通、という制限も設けています)。

番号だけで送信できるのでついつい使ってしまいがちですが、パケットし放題の中に含まれていない事は重々承知おきしていただきたいですね。

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