予てからMicrosoftより発表されている通り、WindowsXPは2014年4月8日をもってサポートが終了します。ちょうど1年後という事もあり、ネットニュースは各サイトでこれを呼びかけるニュースを取り上げていました。
サポート打ち切りと言えば、WindowsVistaの打ち切りが2012年4月という事で去年話題になりました。結局その時は5年の延長がされて2017年4月10日まで再延長されたのですが、流石に今度のXPの場合はもう再延長はないだろうと言われています。
WindowsXPは2001年に発売されたOSで、以来13年使われてきたマイクロソフトの製品の中でも非常に息の長いソフトですが、元々はこんなに長期間使われる事は想定されてはいませんでした。
長期間使われるようになった原因はXPの次のOSであるWindowsVistaの発売まで6年のスパンが空いてしまったこと、そのVistaが予想以上に人気が出ず、あえて最新のVistaから以前のXPに戻して使用するユーザーも出る始末で、Microsoftもそうしたユーザーの声に勝てず、ダウングレードと言う方式を公式に使用する様になってしまい、このためWindows7が出てくる2009年まで一般ユーザーが一番多く使うOSとなってしまったのです。
結果的に長寿命になったWindowsXPですが、内部構造的にはそろそろくたびれている部分も多く、特にインターネットへのアクセスについては今後利用が進められるIPv6という接続方法に十分に対応出来ないという問題を抱えており、この点を鑑みても切り替え/買い替えはやむなしという状況なのです。
XPユーザーの方は今年中のパソコン更新を検討して下さい。
そしてそれ以上に知られてないけど大きな問題が「office2003」のサポート期限も2014年4月8日だという事です。
Microsoft Officeも2003以降はバージョンアップが止まって2007まで4年程間が空いてしまいましたが、こちらも販売開始から10年という事で2014年4月にサポート終了、となっています。
こちらの方も合わせて更新を考えた方がいいですね。