2013年 8月 5日

最近こういう話が多くて頭が痛いです。

8月5日、「丸源ラーメン」をチェーン展開している愛知県の物語コーポレーションは、同チェーン店のアルバイト店員が8月4日に短文投稿ブログのTwitterに不適切な写真付メッセージを投稿したことを受けて謝罪文を発表、同時に問題のあった店舗での開封済み食材の廃棄、冷凍庫内の消毒、社員教育の為に8月5日から当分の間、同店を休業する、と発表しました。

これがその問題の写真。

『今日のアイドルおもろすぎた ラムネ飲んだりつまみ食いとか 冷凍カチカチソーセージくわえたり 遊んだり。
色んなものパクったし 笑いすぎた。 写メ続きあり。』

というメッセージ付きです。

丸源ラーメンの従業員制服を着たアルバイト店員が冷凍庫内で凍ったソーセージを口に加え、開封済みの食材の袋をもてあそんでいる様子が伺えます。

店内でひっそりやってるとしても拙いものですが、ましてやそれがインターネットを通じて世に出てしまっては隠しようもありません。しかもそれを投稿しているのが写真の当人の友人だったりするのですから、悪びれも恥じらいもあったもんだじゃいって事ですね。

こうした飲食店、飲食物を販売する店舗では昨今さまざまな従業員の問題写真がTwitterに投稿され、そのたびに物議を醸しています。

こちらは6月25日にやはりTwitterに投稿された、ハンバーガーチェーン店の「バーガーキング」の店内で撮影された写真。

『いやー平日なのにさ。なんで混むのさ。ワッパーJr何個作ったと思ってんの? ちょっとさ空気読もうよ』

という短文と一緒に投稿された写真は、大量のハンバーガーのパン(バンズ)の上に寝そべる制服姿の男子。

飲食店の店員が店内の売り物のパンの上に寝そべっているってのも困ったものですが、客に向かって空気読めって言ってしまうのも店員としてどうかと思いますね。

このパン自体は誤発注で廃棄するパンだそうですが、そんな事は写真を見てる人には判りません。

食べ物を粗末にする店員がいる店舗、としか見えませんね。勿論、バーガーキング・ジャパンは正式に謝罪コメントをwebサイトに掲載しています。

こうした悪ふざけ写真が注目されるきっかけになったのは7月中旬に高知県のローソンで起きた「アイスクリーム販売用冷蔵ショーケースに人が入っている写真」のTwitter投稿でした。

一見するとこの冷蔵庫の中の人は普通の服装をしている、悪ふざけしている客の様に見えるが、実は彼はローソン本部とフランチャイズしているこの店のオーナーの息子(従業員兼務)なのだそうで、それだけに雇った従業員以上の立場であるにもかかわらずこの様な悪ふざけをしたせいで、写真を投稿した翌日(7月15日)にこの店舗はフランチャイズ契約が解除され、このショーケースは撤去して入れ替え、当該従業員も解雇、他の従業員は再教育、店舗は当分の間休業を余儀なくされてしまいました。

この他にもほっともっとのアルバイト従業員が食材用の冷蔵に入っている写真を投稿したり、店内に有名人が来たことを証明する様に、防犯カメラの映像を撮影してTwitterに投稿するファミリーマートのアルバイト店員がいたり、と昨今こうした店舗側の人間の信じられない言動が投稿される事が増えてます。

こうした投稿をする人たちに共通する言い訳は「人と違う事をしたかった」と言うのですが、こういった悪さ自慢の様な事は許される範囲を超えています。

なんとかしたいですね。

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