2013年 10月 22日

中高年にとっては喜ばしいこと、でしょうか。

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9月末から10月中旬にかけて、携帯電話3社がこの秋から来年春に向けて販売する携帯電話新機種の発表会を行いました。

この秋の携帯電話業界と言えば「3社一斉にiPhoneの取り扱いを開始」「プラチナバンドLTEでより高速につながりやすく」と言うのがウリの様に見えますが、意外な注目点として3社一斉に新型フィーチャーフォンを投入した点です。

docomoはこの秋冬モデルのラインナップに、1年ぶりに新型のフィーチャーフォンを投入しました。最近のdocomoは新商品発表会ではスマートフォンの紹介ばかりだったので、フィーチャーフォンユーザーにとっては、故障による買い替えや機種変更をしたくてもスマートフォンに変更するしかない状況でした。auやソフトバンクではまだフィーチャーフォンの扱いがまだ残っていたのに比べると、ずいぶん偏ったラインナップになっていた、と言えます。

しかしフィーチャーフォンへの需要、要望はまだまだ根強く、特に使い慣れた操作性からの安心感は何物にも代えがたい様です。

こうした需要を受けて、各社とも数は少ないながらもフィーチャーフォンを作っている、と言う状況です。

今回特にdocomoのフィーチャーフォンは、スマートフォン事業から撤退したPanasonicとNEC製と言うのも注目です。

世界規模で販売するサムスンやHTC、Apple等とのスマートフォン開発競争では伸び悩んだ両社も、日本純正仕様のフィーチャーフォンなら、という想いもあるのでしょう。

ただ、中高年の皆さんには簡単ケータイの様な機種をもう少し増やしてほしい、ってのもあるかも知れませんね。

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