2017年 2月 21日

他のメーカーのパソコンも、このような購入方法が出来るといいのですが。

家電量販店の大手、ビックカメラは2月中旬よりApple社のパソコン、Macの購入に際して新しい販売プランの提供を開始しました。

Macアップグレードプログラム」と言うサービスで、これはMac本体購入時に2年後の推定買い取り額(本体価格の35%を基本)を設定し、その差額を2年間ローンで支払うという方法です。

毎月の支払いは機種やグレードによって差異がありますが、一番安価なデスクトップ型のMac miniで3000円/月(直販サイトでの一括購入価格は48800円)、最高額モデルのMacPro(直販サイトでの一括購入価格は398000円)も13400円/月で購入が出来ます。

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勿論ノートパソコン型のMacBookMacBookProMacBookAir、モニタ一体型のiMacでも同様の購入プランが利用出来ます。

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このようなローンの組み方は自動車ローンでは見かけるものでしたが、パソコンでは初めてとなります。

ユニークなのは、この購入に際して一般的なMac購入の際には希望者がオプションで加入するAppleCare Protection Plan(保証、サポートが最大3年間延長出来る。価格はMac本体の価格によって多少違うがMac miniで10800円、MacProだと23800円)が標準で付き、更にビックカメラグループ独自の「安心サポート for Mac」と言うサービスもセットになっている、という点です。

これらのサービスを使えば、安心サポートによってMac初めて買う方でもスムーズな導入が出来、故障の際にはAppleCareで手厚い保証が受けられる、と言う事になります。

残価設定ローンなので、2年のローン返済後は残った残価をどうするかと言う事になりますが、これには3つの選択肢があります。

1)残価分を清算してこのMacを自己所有にする

2)ビックカメラまたは系列のソフマップグループでこのMacを下取りして、最新機種に買い替え(このサービスの継続利用)

3)Macを返却してこのサービスの利用を終了

残価分についての再ローンは出来ない様なので、1)の選択肢を選ぶと機種によっては通常のローンより若干割高になるかもしれません。

逆に2年ごとに最新のMacを使い続けるのであれば分割購入より割安、且つ安心な使い方が出来るかと思います。

因みに、Macでは専用のOS、Mac OSX(オーエステン、と呼びます)を使いますが、BootCampと言う機能を使う事でWindows10をインストールする事も出来ます(この場合WindowsはMacとは別に用意する必要があります)。

ちょっとおしゃれなWindowsパソコン、としてMacを選んでみるというのもアリです。

 

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